藤原ヒロシ×ロバート・ハリスが、ロシアで発禁となった問題作について語る
映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』の公開を記念し、6月24日にロバート・ハリスと藤原ヒロシによるトークショーイベントが開催された。
本作は、実際に起こった猟奇的殺人者アンドレイ・チカチーロを題材に書かれたトム・ロブ・スミスの長編小説「チャイルド44」の映画化。犯人を追う主人公が真相に迫れば迫るほど国家に狙われる様子が、緻密に構築されたプロットとともに描かれる。
映画を観た後に、原作を英語で読んだというロバート・ハリスは、サスペンスと言うより恐怖政治に対して秘密警察の捜査官が追うという話が主軸になっていると紹介し、「帰り道にとてもいい映画を観たんじゃないかと思わせる素晴らしい作品」と述べた。そして、実際ソ連に訪れたことがある藤原ヒロシは「ロシアの当時の恐怖政治は本当に怖かった。以前に訪れたソ連の様子がよく描かれていると思うし、作風はどちらかと言うと、人間ドラマが色濃く出ている」と語った。そして、映画を見終えた印象について「人によって感想が違うと思う。純愛がすごいとか。友達とかと語り合えるから面白いんじゃないかな」と述べ、ロバート・ハリスも「夫婦の心の旅、身体的な旅の物語として観てもいいと思う」と語った。当時のロシアでは映画も本も発売禁止となった映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』は、7月3日より全国ロードショー。
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