使い捨て乾電池の寿命を8倍に!ブースター「Batteriser」間もなく登場
目覚まし時計や懐中電灯、リモコンなど、さまざまなものに使われている使い捨ての乾電池。その寿命を8倍にするという、なんともマジックのようなブースターが間もなく登場する。
・たったの2.5ドル
「Batteriser」というのがそれ。わずか0.1ミリ以下という薄さで、電池の上からカバーのようにただ取り付けるだけ。手軽さに加え、1つ2.5ドルという価格も魅力だ。
どうやったら寿命が8倍に?多くの読者がそう思うだろう。
・実は使い切っていない
その仕組みを理解するにあたって、まず認識を新たにしなければならないことがある。実は、乾電池は容量の20%しか使われていないということ。
詳しく説明すると、20%ほど消耗したところで、乾電池で動いているガジェット側が電池を認識しなくなる。というのも、使い続けると1.5Vの乾電池は1.35〜1.4Vになるため。
結果として、私たちは、実際はまだ容量が残っている乾電池を「切れた」と捨てていることになる。
・最後まで使いきれる
開発者のBob Roohparvar氏によると、Batteriserは1.5Vの乾電池は1.5Vとしてボルテージを維持させることができ、今まで捨てていた残り80%全てを使えるようにしているのだとか。
ただし、そのためにどんな技術が使われているのかは「とても専門的」とだけコメントし、詳細については明らかにしていない。
・秋にも一般発売
今月中に資金調達サイトIndiegogoでプレオーダー受付を開始し、9月にも一般発売する見込み。
サイトでメールを登録しておけば、プレオーダー開始などの案内をもらえるようだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。