海老蔵さん、伊藤リオン容疑者、元暴走族リーダーと示談成立

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歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(33)は28日、東京都港区の東京プリンスホテルで記者会見を行った。会見に同席した深沢直之弁護士は、伊藤リオン容疑者(27)、元暴走族リーダーとの二者に対して12月24日に示談が成立していることを明らかにした。会見場には、記者約300名、テレビカメラ約40台、スチールカメラ約60台が詰めかけた。

海老蔵さんは、先月11月25日、酒席でのトラブルで顔などを殴られ全治二か月の大怪我を負っていた。また、海老蔵さんが同席した元暴走族リーダーに暴行を加えたのではないかという疑いがもたれていた。

全治10日の怪我を負い、「海老蔵さんから乱暴な介抱を受けた」と主張する元暴走族リーダーとの間では「1、海老蔵はリーダーに対し、酒席での振る舞いがトラブルの一因となったことを認め深く陳謝する 2、リーダーは傷害を負ったが原因究明をせず、被害届を提出しないこととし、損害賠償の請求はしない 3、当事者同士が各関係先に対し、手紙・架電・訪問などせず、誹謗中傷もしない 4、この問題については”解決済み”とし、互いに債権債務を存しないものとする」と示談が成立したと深沢直之弁護士が発表した。

海老蔵さんに暴行を加えたとして起訴されている伊藤被告との間では「1、伊藤リオンは海老蔵の頭部・顔面等を殴打したことを認める 2、海老蔵に対し全治2ヶ月の傷害を負わせたことを認め真摯に反省し、海老蔵に陳謝する 3、事件が伊藤リオンによる偶発的なものと認め、伊藤リオンの早期の社会復帰と更正を切に希望し、公判請求を望まない旨を東京地検に上申する 4、伊藤リオンが起訴された場合、海老蔵の供述聴取を証拠として使われることを伊藤リオンが認める 5、当事者同士が各関係先に対し、手紙・架電・訪問などせず、誹謗中傷もしない 6、この問題については”解決済み”とし、互いに債権債務を存しないものとする」と示談が成立したと弁護士が発表した。

示談は伊藤被告らの弁護士から提案があったと述べ、深沢弁護士は「金銭のやりとりを含め、これ以上の事情は一切ない」と強調した。

歌舞伎俳優・市川海老蔵、緊急記者会見
http://live.nicovideo.jp/watch/lv35962807
(番組はタイムシフト機能で2011年1月4日まで視聴できる)

伊豫田旭彦

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