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iPhone&iPod touch版アプリ『Skype』徹底レビュー

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こんにちは、ガジェット通信編集部の記者・スカイプマン(sukai-puman)だ。ついに発表・公開されたiPhone&iPod touch版アプリ『Skype』(スカイプ)。もともとパソコン版で活用しているユーザーにとって当然の知識ではあるが、これは登録した者とリアルタイムにチャットができるインスタントメッセンジャーであり、誰とでも通話ができる電話ツールでもある。では、『Skype』の基本的な情報からレビューに至るまで、こと細かく解説していこう。

■『Skype』とは?
インターネットを介してチャットや通話ができる無料アプリケーションソフトである。ID登録者同士でチャットができる点では『MSNメッセンジャー』や『Yahoo!メッセンジャー』、『ICQ』や『AOLインスタントメッセンジャー』などと同じだが、『Skype』は通話ができるという最大の長所がある。IDを登録している他の『Skype』ユーザーとは無料で通話ができ、一般固定電話や携帯電話、IP電話とは有料で通話ができる。なかでも注目すべきポイントは、国際電話も携帯電話への通話も激安価格で通話ができるという点である。それらは今まで多くのユーザーの支持を受けてきたパソコンでのサービスだったが、iPhone や iPod touch でも可能になったわけだ。

■こんなときに『Skype』を使うと便利
パソコン版の『Skype』は、インターネットに接続されたパソコンさえあれば日本にいようと海外にいようと、好きなところへ電話をかけることができる。たとえば海外旅行先でインターネットカフェに立ち寄り、メールを送信するついでに家族に『Skype』で電話を低価格でするということが可能なわけだ。それが iPhone や iPod touch で使用できるようになったということは、無線LANやソフトバンクの電波が届く場所で通話をすれば、無料もしくはわずかな金額で通話ができることになる。特に無線LANが使用可能な場合は、海外からコストゼロで無料通話も可能である。

■iPhone&iPod touch版『Skype』レビュー
『Skype』は世界中で愛されている通話機能付きインスタントメッセンジャーだ。もともと「もし『Skype』がケータイで使えたら最高なのに!」と言われていただけに、今回のiPhone&iPod touch版『Skype』の登場は大きなセンセーションを呼んでいる。しかし、使い勝手が悪くては意味がない。『Skype』は使いやすく、通話もストレスなくでき、音質もクリアなのがウリだ。それが損なわれていては意味がない。ということで、さっそく使用してレビューしてみたいと思う。

今回のレビューは ipod touch (8ギガバイト)で行い、もともとパソコンで使用していた『Skype』IDをiPhone&iPod touch版『Skype』に登録して使用した。ipod touch なのだから当然だが通信回線として無線LANを使用し、インターネット回線として光ファイバーを使用している。通話にはイヤフォンとマイク一体型のオプションを使用。それをふまえたうえで、レビューをお読みいただきたい。

・操作レスポンス
非常に良い。フリーズや動作がスローモーになることなく起動や画面移動、システムの実行ができる。チャットもスムーズにでき、なにひとつストレスを受けることはない。また、文字の記入もキーレスポンスが遅れることなく可能である。ただし、「iPod で『Skype』が可能になったから買いました」という人は、 iPhone や iPod touch の操作に慣れるまで時間を要するので注意が必要だ。文字が打ちにくくてもそれは『Skype』のせいではなく、 iPhone や iPod touch に慣れる必要があるだけである。

・使い勝手の良さ
非常に良い。パソコンで100人以上のスカイプ登録者がいる人もいることだろう。当記者は50人前後のスカイプ登録者がおり、パソコンでもオフラインとオンラインの人をチェックするのに苦労していたが、iPhone&iPod touch版『Skype』では全員表示の “All” とオンラインの人だけを表示する “Online” を選んで表示することができる。それゆえ、大きいとはいえない ipod touch の画面でもストレスなく対象の人物を探し出すことができる。

また、チャットや通話をした人を “Today” としてページ上部に表示してくれるのでチャットの続きをしたい場合に重宝するし、頻繁にチャットをする人を必然的に探しやすい場所に表示してくれる。ちなみにチャットの文字記入だが、 iPhone や iPod touch の操作に慣れている人にとってはストレスなく普通に記入できるだろう。

・チャット
非常に良い。誰が誰に対して何を話したのか? それが目で見てわかる表示方法になっており、単に『Skype』をiPhone&iPod touch版に移植しただけではないことがわかる。コメントした人のアイコンとフキダシの色や配置場所、すべてがわかりやすくデザインされている。 iPhone や iPod touch で使用することを非常によく考えて作られており、わかりやすさと見やすさに関しては、初期バージョンでありながらすでに完成されたものとなっている。

・通話
非常に良い。パソコンと同じように『Skype』ID登録への通話が難なくできるし、国際電話や携帯電話への通話も、音質がクリアなまま通話が可能だった。これは感覚的にそう感じているだけかもしれないが、パソコンで通話したときより音質がクリアに聞こえたのは気のせいだろうか? 『Skype』から携帯電話に電話をしてみたところ、携帯電話同士で通話しているかのような音質で通話ができ、聞き取れないということは皆無だった。また、携帯電話との通話では1~1.5秒ほどのタイムラグが生じているようだ。携帯電話で話した声は、iPhone や iPod touchの『Skype』に1~1.5秒ほど遅れて届くようである。海外への通話としてタイのバンコクへ電話をして試したところ、2~3秒のタイムラグが発生した。これはパソコンとほぼ同じ仕様のようである。

・発覚した仕様
この仕様の良し悪しはユーザーであるあなたの判断に任せたい。パソコン版『Skype』でログインをしたままiPhone&iPod touch版『Skype』にログインすると、同時にダブルでログインしている状態が続き、どちらか一方が強制的にログアウトされるなどの現象は発生しない。パソコン版『Skype』にログインしている状態でiPhone&iPod touch版『Skype』でチャットをすると、自動的にパソコン版『Skype』にもその通信記録が保存され、チャット履歴が表示される。この仕様だとパソコンでログインしたまま外出をし、iPhone&iPod touch版『Skype』でチャットをした場合、悪意ある第三者にパソコンでリアルタイムに会話を読まれる可能性があるので、そこだけは注意する必要がある。

これはパソコン版も同じ使用になっているのだが、『Skype』で通話をする場合、通話相手にこちらの電話番号は表示されず、非通知着信として電話をすることになる。しかし有料プランに入ることで、特定の電話番号を自分の『Skype』IDにつけることができるので、非通知着信では困るという場合はその有料プランに入るといいだろう。

■総合評価
初期バージョンにしては、完璧に近いくらい素晴らしいデキである。なかなか iPhone や iPod touch で『Skype』に関するアプリケーションソフトが発表されなかったのは、徹底して作りこんでいたせいかもしれない。『Skype』をはじめて使いたいという人はとりあえずパソコン版で登録をし、「どんなことができるのか?」「どうすればどうなるのか?」をチェックして理解しつつ、慣れたところでiPhone&iPod touch版『Skype』を導入するといいだろう。

■通話料金に関して
最後に、通話料金に関してお話したい。『Skype』で一般電話や携帯電話、国際電話などの通話をするには、ふたつの方法で代金を前もって支払う必要がある。ひとつは、『Skypeクレジット』という前払い制の支払い方法だ。クレジットカードで、ある一定の金額を前払いし、残金が減ったところで自動的にクレジットカードから『Skypeクレジット』が追加されるというもの。ちなみに当記者は1500円を前払いとして支払い、残金が足りなくなったところで自動的に1500円を追加でプラスするプランにしている。そしてもうひとつの支払い方法は、月ぎめで一定金額を支払えば、どこに電話をしようと定額というプランである。一国だけのプランと、全世界に通話OKのプランがあるので、自分にあったプランにするといい。

世界中の人が待っていたiPhone&iPod touch版『Skype』。コミュニケーション場がさらに増え、そして使いやすく便利になったわけだが、もしかすると今後はもっと画期的な便利ツールが登場するかもしれない。無限の可能性を秘めているiPhone と iPod touch から今後も目が離せない。余談だが、iPhone や iPod touch の無線LAN機能はNTTのフレッツポイントで使用できない。もしそれが可能になれば、『Skype』も使えてもっと便利になるのに! と思うのは当記者だけだろうか(このニュースの元記事はこちら)?

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