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あまりにも気弱な男の生々しすぎる復讐劇 バイオレンス・スリラー映画『ブルーリベンジ』

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決して派手ではないけれど、観る者の心に確実に傷を残すようなスリラー映画『ブルーリベンジ』をご紹介いたします。今作は2月14日より全国公開となります。

主人公のドワイトは、青いセダンを家代わりにしてひとり静かに暮らすホームレスです。しかしある日、地元の警察が彼に声をかけ、残酷なことを打ち明けます。――「あなたの両親を殺した犯人が出所する」と。


ドワイトは突き動かされるように、犯人に対する復讐の準備を始めます。犯人を殺しに行くのです。が、そんな大胆なことを決意するにも関わらず、彼は人並み以上に気弱で、ドン臭い、シマらない男だったのです。復讐に向かうその目は、まるで迷子になった子どものように不安でいっぱい。でもやるしかない。彼はそう決めてしまう。

彼はもちろん人殺しなんて慣れちゃいませんが、目的だった男・ウェイドをなんとか殺すことに成功します。しかし運命とは残酷なもので、犯人にまつわる真実を知ったがために、ドワイトの復讐劇はそれだけでは終わらなくなってしまったのです。

「復讐をやめる理由を考えた。理由は沢山あった。やめない理由は一つしかない」

この映画では、ドワイトという一人の男が選んでしまった“復讐”という選択肢とその行く末を、じっくりと丁寧に追っていきます。ドワイトは、銃を撃ってみればヘタクソだし、観ているこっちがハラハラするほど手際も悪い。しかし、だれかに復讐をしようと思い立つ男が、みんながみんな凄腕の殺し屋でもないわけです。すごくリアルな凡人・ドワイトだからこそ、この復讐で流れる血や飛び散る肉片はあまりにも生々しく感じられます。

静かな生活から一変、タガの外れた選択をしたドワイトは、果たしてどこにたどり着くのか。是非劇場でお確かめください。

初日来場者特典

東京での上映館ヒューマントラストシネマ渋谷にて、公開初日(2月14日18:50の回)限定で来場者特典が決定しております。
それは、今作のテーマカラーでもある青い色のチョコレート。手に汗握るスリリングな今作を観たあとに食べると、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの効果でホッと出来るかも?

ただし、初日前売り券は早くも完売間近とのこと。チケットが買えなくても復讐はしないように……。

作品情報

映画『ブルーリベンジ』
2月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開
※ヒューマントラストシネマ渋谷『未体験ゾーンの映画たち2015』にて回数限定上映ののち、通常公開予定。
公式サイト:http://blue-revenge.com/

監督・脚本・撮影:ジェレミー・ソルニエ『MURDER PARTY』
製作:リチャード・ピート/ヴィンセント・サヴィーノ/アニシュ・サヴィアーニ
出演:メイコン・ブレア/デヴィン・ラトレイ/エイミー・ハーグリーヴス/ケヴィン・コラック/イヴ・プラム/デヴィッド・W・トンプソン

2013年 / アメリカ・フランス / 英語 / カラー / DCP / 91分 / 原題:Blue Ruin
日本語字幕:岩辺いずみ
配給:トランスフォーマー

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記者:

デザイナーと記者の二足のわらじ。ふだんはホラー通信(http://horror2.jp/)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きなバンドはビートルズ、好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

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