画面もボタンも通知もない だがそれがいいフィットネストラッカー「POLAR Loop」レビュー
ポラール・エレクトロ・ジャパンがMakuakeで応援購入プロジェクトを公開中のフィットネストラッカー「POLAR Loop」のレビューをお届けします。高精度な心拍センサーを搭載し、運動や睡眠、回復状態を計測・可視化する機能を持ちながら、本体にはディスプレイやボタン、音や振動の通知機能を持たないのが最大の特徴です。
シンプルなリストバンド型デバイス
ファブリック素材のバンドを面ファスナーで留めて装着するシンプルなデザイン。本体は薄いフレームのような形状でバンドの下に隠れるので、スマートウォッチのように画面の表示や光が邪魔になることもなく、日常生活の中で自然に装着できます。重量はリストバンド込みで約29.5gと軽量。1日中装着していてもほとんど存在が気になりません。本体は30mの防水で水泳の際にもアクティビティが記録でき、日常で着けたまま洗い物をしても問題なし。
手首に触れる本体内側には、同社のスマートウォッチでも採用しているPolar Precision Prime心拍センサーを搭載します。赤・オレンジ・緑の3色、計10個のLEDが異なる深さの血管を検知、誤差を減らして精度の高い計測を実現しています。
個人的に、過去にはJAWBONEやFitbitなどのリストバンド型活動量計を使ってきましたが、デバイスの進化と共に高機能化してスマートウォッチの形態が当たり前になっていた昨今。画面を見て時刻や通知を確認したり、アラームで本体の振動機能を利用していましたが、POLAR Loopには一切これらの機能がなく、計測結果はスマホアプリ「Polar Flow」で確認する仕組み。シンプルなリストバンド型デバイスに原点回帰することで、画面の表示内容や通知から解放された感覚が味わえるのが新鮮でした。手元に通知やメッセージなんか要らなかったんだ……。
画面表示でバッテリーを消費しない分、バッテリーが長持ちなのもうれしいところ。バッテリーは最大8日間持続する仕様ですが、確かに充電は週に1回で済む印象です。ただし、スマホアプリのチェックを忘れていると、気づいたらバッテリー切れになっていた、という現象も起こりうるのがディスプレイを持たないデメリットと言えそうです。ちなみに、長期間使ってバッテリーの持ちが悪くなってしまった場合、有償でバッテリーを交換することが可能。デバイスを長く使ってもらうという姿勢に好感が持てます。
スマホアプリで運動・回復・睡眠を管理
活動や睡眠の状況は、アプリのダッシュボードに一覧で表示。ここから「活動量」「トレーニング概要」「心肺運動負荷」「日中活性ガイド」「Nightly Recharge」「睡眠時間」の各項目で詳細を表示します。
「活動量」は、歩数や移動距離、活動時間、消費カロリー、低活動の回数を数値で表示する他、1日の活動を円グラフにして活動の強度、心拍数の最低記録と最高記録を時間帯で確認が可能。円グラフはその日の活動強度の比率に表示を切り替えることができます。
運動は自動で計測され、ダッシュボードから「トレーニング概要」としてログを確認できます。運動時間、平均心拍数、消費カロリー、最小心拍数、最大心拍数を数値で見られる他、負荷の度合いや心拍ゾーンの比率が確認可能。
「心肺運動負荷」は、トレーニングセッションに対する心臓反応を示す指標。トレーニングの負荷を赤い棒グラフで表示、負荷の推移や心肺トレーニングへの耐性の推移も見ることができます。ジムに行って運動した日はトレーニング負荷が高くなっていましたが、「ジャパンモビリティショー」で1日会場を歩き回っていた日は棒グラフが並び、それなりに負荷がかかっていたことが分かりました。「今週はあまり負荷がかかっていないので、今日は1駅分歩こう」など、ジムに通う習慣がない人でも健康管理の指標にできるのではないでしょうか。
「日中活性ガイド」は、最近の睡眠から分析したユーザーの活性レベルをグラフ化して、おすすめの入眠時間帯を提示する機能。活性レベルが低いときに休息を取ったり、運動する時間帯を活性レベルが高いときに合わせるなど、活動を調整する目安になります。活動の成果は活性スコアとして確認が可能。
「Nightly Recharge」は、睡眠中のメンタルのスコアと睡眠スコアを一目で確認できる画面。しっかり回復できていたかどうかを「良い」「OK」「やや悪い」と評価してくれます。睡眠と回復の状態が一瞬で把握できるので、その日の就寝時刻の目安として活用しましょう。
「睡眠時間」では、前日の詳細な睡眠ログを確認できます。「浅い睡眠」「レム睡眠」「深い睡眠」の睡眠ステージとサイクルが見られる他、睡眠量と睡眠の安定度、休息度から放射状のグラフで評価する睡眠スコアを確認できます。
アプリは無料で、これら健康管理機能もサブスク不要で利用できるのがポイント。本体はMakuakeで2026年1月下旬まで先行予約販売中。記事執筆時点で、超早割として20%OFFの2万3700円(税込)のコースが公開されています。2月上旬から一般販売を開始予定で、希望小売価格は2万9700円(税込)です。カラーはベージュ、ブラック、ブラウンの3色をラインアップして、6色の交換バンドも別売り3850円(税込)で発売を予定しています。
Makuake|手首から健康を習慣化。12の高精度機能で活動と睡眠を可視化|ヘルスケアトラッカー|Makuake(マクアケ)
製品提供:ポラール・エレクトロ・ジャパン
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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