【CEATEC JAPAN 2010】タッチパネル2刀流?! 富士通が提案するダブルタッチパネルケータイ

富士通はダブルタッチパネルケータイのコンセプトモデルを出展

10月6日から9日にかけて千葉・幕張メッセで開催中の家電・ITの国内最大の見本市『CEATEC JAPAN 2010』。富士通は、キーを持たないダブルタッチパネル携帯電話のコンセプトモデルを出展しています。

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一見普通の折りたたみ式ケータイ 開くとどちらもタッチパネル

『DSケータイ』と呼ばれた三菱電機の『D800iDS』は、まさにDSライクなディスプレー専用画面とタッチパネル画面の2画面から構成される携帯電話でしたが、富士通のコンセプトモデルはどちらもタッチパネル。一見、折りたたみ式の携帯電話なのですが、開くとキーがなく、どちらもブラウザなどの画面を表示します。縦に開くと、縦長のウェブページも一目で確認でき、どちらの画面をタッチしてもスクロール操作ができます。

『スイング横モーション』で横の2画面にも対応

縦の画面を90度回転できる『スイング横モーション』にも対応。横に2画面並べて開くこともできます。画面の縦横表示の切り替えは、加速度センサではなく、関節部分の回転動作で検出しているので、持ち方や角度で表示が変わることはありません。

たとえば一方の画面で複数のSNSを一覧し、選択したSNSの情報をもう1画面に表示したり、メーラーのメール一覧とプレビューを2画面で分けたり、携帯電話本体に保存した画像をフリック操作でもう一方の画面のサービスにアップロードするなどの利用法を提案しています。文字入力にはソフトウェアキーボードを利用できるように検討しているとのこと。2画面タッチパネルノートパソコン『libretto W100』のように、使う側の想像力をかきたてられる端末になりそう。製品化に期待したいところです。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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