ニコンからプロジェクター内蔵デジタルカメラの新モデル『COOLPIX S1100pj』発売へ

access_time create folderデジタル・IT

COOLPIX S1100pj


ニコンイメージングジャパンは、プロジェクター内蔵デジタルカメラの第2弾モデルとして『COOLPIX S1100pj』を9月16日に発売します。プロジェクターの明るさ向上や大画面タッチパネル採用、パソコン(PC)内のデータ投影にも対応し、小型プロジェクターとしての活用シーンを拡大しています。

同社は、2009年10月に世界初となるプロジェクター内蔵デジタルカメラ『COOLPIX S1000pj』を発売し、「撮影した画像を投映して共有する」というデジタルカメラの新しい楽しみ方提案してきました。今回発売する『COOLPIX S1100pj』は、『COOLPIX S1000pj』の後継機種。プロジェクターの明るさを前機種の10ルーメンから14ルーメンに40%向上し、最長投映距離は2m40cm、最大投映サイズは47型まで対応。明るい場所でも鮮明に投映できるようになりました。プロジェクター投映時も、背面モニターで同時に映像を確認することもできます。

COOLPIX S1100pj

付属のUSBケーブルを使用して、カメラとPC(Windows/MacOS)を接続し、パソコン内のさまざまなデータを投映可能。『PowerPoint』データをJPEGに変換してSDカードに保存しておけば、PCなしでも外出先で手軽にプレゼンテーションを行えます。タッチパネルとプロジェクター機能を連動させ、投映中の写真に文字やイラストを書き込んだり、花や魚などのスタンプ貼り付けも可能。遊び感覚でスライドショーを作成できます。

COOLPIX S1100pj 画像編集例

撮影した写真は、タッチパネル操作でフィルター効果を加えてオリジナルに編集することも可能。フィルター効果は、画像の色調を変える『ピクチャーカラー』、タッチした部分の周囲をぼかす『ソフト』、特定の色域以外をモノクロに変換する『セレクトカラー』、光源から放射状にキラキラした雰囲気を演出する『クロススクリーン』、ジオラマ風に加工する『ミニチュア効果』や『魚眼効果』の6種類。編集後の写真は元画像とは別に保存されます。

有効画素数14.1メガピクセル、広角28mm相当からの光学ワイドズームが可能なNIKKORレンズおよび、クリアカラーパネルを採用したタッチパネル式3型TFT液晶モニター(約46万ドット)を搭載。カメラ上部にプロジェクターボタンとプロジェクターフォーカスダイヤルを一体化して配置することで高い操作性を実現しました。また、底面にはプロジェクター姿勢保持脚を内蔵。専用スタンドがなくても、保持脚を使えば約10度の見やすい投映角度をキープできます。

ハイビジョン動画(1280×720)の撮影も可能。サイズはW100.8×H62.7×D24.1mm、重さは約180g(バッテリー、カード含む)、カラーはシルバーとブラックの2色、価格はオープンです。
 
 

■関連記事
手ブレ補正の強化で暗いシーンの手ブレを軽減したリコーの『CX4』
3Dハイビジョン動画が撮影可能なデジタルカメラ『FinePix REAL 3D W3』を富士フイルムから発売へ
ゴルフのスイングチェックに! カシオがハイスピードデジカメ『EX-FC160S』発売へ
『スイングパノラマ』応用で単眼による3D撮影を可能にした“サイバーショット”
世界最速起動やプロジェクター内蔵型など『COOLPIX Sシリーズモデル』4機種発売へ

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. ニコンからプロジェクター内蔵デジタルカメラの新モデル『COOLPIX S1100pj』発売へ
access_time create folderデジタル・IT

Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。