手ブレ補正の強化で暗いシーンの手ブレを軽減したリコーの『CX4』
リコーは、2010年2月に発売した『CX3』の後継機種となるコンパクトデジタルカメラ『CX4』を9月3日に発売します。光学10.7倍(28~300mm)の広角・高倍率ズームを搭載し、手ブレ補正機能の強化により、室内や暗いシーン、望遠撮影での撮影機能を強化しています。価格はオープン。
イメージセンサシフト方式のブレ補正機能を刷新。シャッタースピード換算で平均約3.7段分の補正効果を実現しました。暗いシーンの撮像に強い裏面照射型1000万画素CMOSセンサを搭載し、CMOSセンサから出力された信号にいち早くノイズ処理を行うノイズリダクション機能により、解像感や階調特性、彩度をそのままにノイズを低減できます。
カメラが被写体を自動で追尾してピントを合わせ続け、撮りたい瞬間にシャッターを押すだけで最適なピントと明るさで撮影できる『被写体追尾AF』を新たに搭載。動きのある子どもやペットの撮影や、構図にこだわった花の撮影などに効果を発揮します。
6種類の撮影表現から選べる『クリエイティブ撮影モード』を搭載。やわらかい描写の画像を撮影できる『ソフトフォーカスモード』、通常とは大きく異なる色調の画像を撮影できる『クロスプロセスモード』、色がにじんだ印象の画像を撮影できる『トイカメラモード』を利用できるほか、『CX3』でも採用されている『ダイナミックレンジダブルショットモード』『ミニチュアライズモード』『ハイコントラスト白黒モード』も選択できます。
本体は曲面造形を採用した新しいデザインを採用。28~300mmの光学10.7倍ズームを、厚さ29.4mmのコンパクトなボディに搭載し、ポケットなどへの収納性と携帯性を向上しています。
『CX4』主な仕様
有効画素数:約1000万画素
撮像素子:1/2.3型CMOS
記録メディア:内蔵メモリー(約86MB)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード
焦点距離:f=4.9~52.5mm(35mm フィルム換算:28~300mm相当)
F値:F3.5(W)~ F5.6(T)
デジタルズーム:4.8倍(光学10.7倍と併用して最大約51.4倍)
撮影可能範囲:
標準 [広角]約30cm~∞/[望遠]約1.5m~∞
マクロ [広角]約1cm~∞/[望遠]約28cm~∞
ズームマクロ 約1cm~∞
ブレ補正機能:イメージセンサシフト方式ブレ補正機能
本体サイズ:W101.5×D29.4×H58.6mm(突起部含まず)
本体重量:約205g(付属電池とSDメモリーカードを含む)、約184g(本体のみ)
■関連記事
暗いシーンでの撮影に強い!リコー、広角高倍率デジタルカメラ『CX3』発売へ
光学式10.7倍ズームと約5コマ/秒の高速連写を実現したリコー『CX 2』
リコーのコンパクトデジカメレビュー『 CX1』と『GX200』をさわってみた【製品レビュー】
目からウロコ!の世界最小・最軽量レンズ交換式デジタルカメラ『GXR』
リコー『GXR』専用の光学10.7倍ズーム搭載カメラユニット発売へ
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。