100年休まずにチクタクした『大きな古時計』は本当は〇〇〇だった!
子どもから大人まで、心にジーンと響く歌といえば『大きな古時計』ですよね。実は、知人のアメリカ人男性と会話をしていて『大きな古時計』の話になったのですが、彼が言うには「日本とアメリカでは歌詞の内容が違う」というのです。
日本語が堪能な彼は『大きな古時計』の日本語バージョンを聴いて内容を知り、どうしても納得がいかないというのです。何が違うのでしょうか? おじいさんの時計がデジタル時計だったとか?
「日本語だと100年間動いてた事になってるけど、本当は90年間なんだよね」。なんとなんと! 誰もが100年間休まずにチクタクチクタク動いていたと思っていたおじいさんの古時計、実は90年間らしいのです。
気になったので英語の原詞を調べてみたところ、「So it stood ninety years on the floor」と書かれていました。確かにアメリカでは100年間ではなく90年間だったようです。1876年にアメリカでヘンリー・クレイ・ワークさんが作詞作曲した歌なので、原詞の90年間というのが正しいことになりますが、どうして日本の歌詞だけ100年間になっているのでしょう?
この件に関して高校時代の音楽教師に電話をして聞いてみたところ「そうなの!? そりゃ知らんなー。わからんなー。でも90年って言いにくいから100年になったとかはありえるよねぇー」とのこと。確かに「きゅうじゅうねん」より「ひゃくねん」のほうがリズム的に良い気がします。
この件に関しては、取材を重ねて正確な続報が入り次第またお伝えします。とりあえず、『大きな古時計』の原詞は100年じゃなく90年なのは本当のようです。
画像: How an Old Floor Clock Became a Grandfather.
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