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【2015ノイタミナ】伊藤計劃氏の遺作『虐殺器官』『ハーモニー』に続いて『屍者の帝国』も劇場アニメ化決定! 制作スタッフ陣も発表!

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11月27日、お台場シネマメディアージュにて開催された『ノイタミナプロジェクト発表会2015』にて、小説家・伊藤計劃氏作品のアニメ化プロジェクト『Project Itoh』の新情報が発表された。伊藤計劃氏は『虐殺器官』と『ハーモニー』という2作品を遺して2009年に34歳という若さで夭逝した小説家。今年3月に開催された『ノイタミナラインナップ発表会2014』にて劇場アニメ化が発表された際に大きな話題を呼んだことが記憶に新しい方も多いだろう。

今回発表されたのは、『虐殺器官』『ハーモニー』の2作品と、伊藤計劃氏が書いた30ページの序文を、盟友の芥川賞作家の円城塔氏が書き継いで完成した小説『屍者の帝国』の劇場アニメ化も発表された。伊藤計劃氏が病床で探求し続けたテーマ「人は死してなお、生き続けることが可能なのか」がまさにここで実現するという事実が、“伊藤計劃”という名前を体現しているかのようである。

『ノイタミナ』の山本チーフプロデューサーは「人は何故生まれてきて、どこへ向かうのか。小説家は物語を遺すことで、どこに至ろうとしたのか。何か求めてやまないその魂が、映像にも宿ってほしい。遺された物語が、人々の心を揺さぶってほしい」とコメントしている。

劇場アニメ『虐殺器官』


(c)Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN

原作:伊藤計劃(ハヤカワ文庫JA)
監督:村瀬修功(『Ergo Proxy』)
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:manglobe(『サムライチャンプルー』『Ergo Proxy』)
公開:2015年公開予定

■村瀬修功監督コメント

人間は他の動物と異なり「ことば」によって事象を伝達し相互認識する事で地球を覇権するまでに至りました。人間を進化させてきた筈の「ことば」が人間を窮地に追い込む。そんな様を今回の作品で映像化するのが楽しみです。

劇場アニメ『ハーモニー』


(c)Project Itoh / HARMONY

原作:伊藤計劃(ハヤカワ文庫JA)
監督:なかむらたかし(『AKIRA』作画監督、『ファンタスティックチルドレン』)、マイケル・アリアス(『鉄コン筋クリート』『ベルセルク』)
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:STUDIO4℃

■なかむらたかし監督コメント

『ハーモニー』の原作は、依頼を受けて初めて知りました。文体のスタイルがあっての小説なんだなと感じまして、映像化する事で物語のシンプルさだけが浮き上がって来はしないかと危惧はありました。アニメを作る上で、SF小説の使命である黙示的要素、さらに皮肉と毒が込められている原作とどう折り合うのか、魅力あるエモーションが生まれてくれれば良いかなと、願っています。

■マイケル・アリアス監督コメント

『ハーモニー』は、出たばかりの時に初めて読みました。ハードSFですし、現代から約60年後の話ではありますが、読んだ印象は(むしろ)凄く現実的で、今こそ皆が考えるべきテーマのたくさん詰まっている作品だと思います。読んだ当時はまさか自分が今になってSTUDIO4℃でなかむらたかしという素晴らしいアニメ作家と一緒に映像化することになると思ってもいませんでした。(笑)

劇場アニメ『屍者の帝国』


©Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES

原作:伊藤計劃×円城塔(河出文庫)
監督:牧原亮太郎(『ハル』)
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:WIT STUDIO(『ハル』『進撃の巨人』『鬼灯の冷徹』)

■牧原亮太郎監督コメント

伊藤計劃先生の作品はいつか映像化するんだろうなと楽しみにしていたファンの一人です。『屍者の帝国』も円城先生が続きを書かれると聞いてから発売を楽しみにしていました。『屍者の帝国』は伊藤先生的問題設定と円城先生のクールで時に悪戯な文のミックスが魅力的で、お二人の関係性も感じ(妄想し)ながら読ませて頂きました。
今自分の机の周りにはお二人の魂からなる「物語」が物質化し、動画の紙束として山のように積まれています。
「霊魂」(anima)を与えて「動かす」(motion)。アニメーションと作品との不思議なリンク、文学から映像と表現を変えて引き継がれていく、その必然を感じながら日々制作に励んでおります。

■『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』
 キャラクター原案・redjuice氏コメント

弾丸と言葉のリアリズムで描かれた『虐殺器官』、現代社会の延長とも言える近未来を舞台に繰り広げられる儚い命の物語『ハーモニー』、19世紀を舞台とし、様々なギミックが楽しめる冒険活劇『屍者の帝国』。3つの全く異なった世界観を持つ作品と同時に向き合うという大役を授かることになりました。より多くの方々の心に届くような、きっかけとしての絵を作れれば良いな、と日々筆を走らせています。

また、今回発表となった『屍者の帝国』のredjuice描きおろしのイラストカバーバージョンの文庫原作も近日書店に並ぶ。月刊ニュータイプにて『虐殺器官』、『ハーモニー』のコミカライズも決定し、ニュータイプ創刊30周年企画の一連で2015年3月号から連載予定。今後の「Project Itoh」の展開にますます期待が高まる。

Project Itoh
http://project-itoh.com/

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記者:

ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621

TwitterID: srbn

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