あなたは信じる? 信じない? 迷信についてアンケートを取ってみた!

13日の金曜日

子供のころ親に言われた、近所のおばあちゃんが言っていた、本で読んだ、そんな“迷信”。迷信は、時に“ジンクス”と呼ばれたり、“都市伝説”となったりします。馬鹿馬鹿しいとは思うけど、ついつい気になってしまう。今でもまだ信じている“迷信”があると思います。今回は「今でもまだ信じている迷信はありますか?」というテーマで、インターネットユーザー1001人にアンケートを取ってみました。




ない 348票 (34.8%)
ある* 653票 (65.3%)

*アンケートの取り方の関係で「ある」という選択肢はありませんでしたが、「任意」で書いて下さった方、または『ない』以外の選択肢を選ばれた方を「ある」とさせていただきました。

アンケートに書いて頂いた迷信とそれにまつわるエピソードなどを紹介したいと思います。

「夜中につめを切ってはいけない」
これは有名な迷信です。昔は夜になると、明かりもほどんどないので暗くなり、物がよく見えない状態になります。そんな中つめを切ると、刃物で怪我をしてしまい、そこから雑菌が入り破傷風になってしまいます。それを防ぐための迷信と言われています。また、“夜詰め”という城の門番の仕事から、夜つめになったという説もあります。

「霊柩車を見たら親指隠す」
今でもやっている方は多いと思います。記者の地元では霊柩車ではなく救急車でした。日本で霊柩車が登場したのは大正時代の前半期なので、それまでは「葬列を見たら親指隠す」だったようです。親指を隠すのは「親を守る」という意味から来ているそうです。また、日本古来のまじないには親指が関係するものが多く、親指は「霊的なものと触れる場所」とされています。親指を隠すことにより、“魔除け”の意味を持っているそうです。

「夜に口笛を吹くと蛇が出る」
蛇ともお化けとも悪魔とも言われるこの迷信。夜に口笛を吹く家は、「何か良い事があったに違いない」と思われ近所から妬まれる。と言われています。つまり「蛇」=「ねたみ」となるわけです。その他に、科学的に口笛は蛇を呼び寄せる波長だ、なんて説も。ただ現代だと、「夜に口笛を吹くと近所迷惑」くらいの考えになってしまっているのかもしれません。

「ムラサキカガミ」
紫の鏡、パープルミラーなどと言われていますが、どれもが共通して「20歳の誕生日まで覚えていると不幸になる」という迷信です。これはどちらかというと、都市伝説に近い話です。「水色の鏡」と言えば大丈夫という解除法や、「白い水晶」を覚えておくと「幸せになれる」とあるものもあります。

「30歳まで童貞で過ごすと魔法が使えるようになる」
元々は『自動アンケート作成』というアンケート形式のサイトで言われていたものらしいですが、2002年に『2ちゃんねる』で『30歳まで童貞で過ごすと魔法が使えるようになる!』というスレッドが立ったことがキッカケで少しずつ広まっていきました。ただ、30歳まで童貞で過ごすと使えるようになる魔法は”40歳まで童貞の魔法”なんて説もあるので、気をつけてください。

その他にも「ネコは死ぬ直前に飼い主の前から姿を消す」「マクドナルドのパテは食用ミミズで出来てる」「ミミズに小便をかけるとはれる」「乳歯が抜けたら庭になげる」「おひな様を早く片付けないと行き遅れる」、等様々な“迷信”がありました。記者は「アイドルはトイレにいかない」、を信じてた時期がありました……。

“迷信”は何も根拠がないように思えますが、実は人の経験に基づいて出来たものもあります。それは子供への教育に上手く活用されたのではないでしょうか。「してはいけない」としつけるのではなく、まるで物語のように話すことによって子供の記憶に残そうとしたのかもしれません。親から子供へ、子供が成長して親になりまた子に伝える……。そうしていくうちに地方によって話が少しずつ変わっているのも興味深い。信じる信じないは置いておいて、皆さんも自分の身の回りにある“迷信”を調べてみませんか?

協力:コッソリアンケート

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樹堂

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