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業界あるある体験ボードゲーム「デザイナーすごろく」つくってみた!

業界あるある体験ボードゲーム「デザイナーすごろく」つくってみた!

今回制作した「デザイナーすごろく」のイメージ
こんにちは、KAI-YOU.netライターのcubeTanakaです。

普段は連載企画「古今東西ボードゲーム探検!」や、ゲームマーケットの取材記事などを担当している私ですが、今週末開催のコミックマーケットに向けてサークル参加することに。

これまでの取材でゲーム制作も楽しそうだなと思っていたこともあり、頒布物として、自分でボードゲームを作ってみることにしました。

今回は連載の番外編としてその制作の様子を、取材ではなく一ゲーム制作者としてご紹介したいと思います!

制作したのは「デザイナーすごろく」!

夏コミの頒布物として制作したゲームの名前は「デザイナーすごろく」。

様々な業界で働く「デザイナー」と呼ばれる人達の仕事に、思いを馳せながら楽しめるすごろく型のゲームとなっています。

ゲーム中に起こるイベントも「転職」や「素材が来ない」といった、実際にその業種で働く人達にとっては身近な事に感じるようなものばかり。

職業について詳しく知らない人にとっても、本で読んだりするよりも身近にそれぞれの仕事を感じてもらえるようなゲームを目指しました。

さて、ここからはこの「デザイナーすごろく」完成に至るまでの流れをご紹介いたしましょう。

どんなゲームにするか考えよう

今回ボードゲームを作るのは初めてということで、いきなり手の込んだものに挑戦するのは少しハードルが高そう……

また、だれでも気軽にプレイ出来ることを考えると、難しいルールや覚えるのに手間がかかるものではあまり良くないかもしれません。

そこでだれでも一度はきっと目にしたことがある、「モノポリー」や「人生ゲーム」のようなすごろく系ゲームとすることに。

デザイナーの仕事を体験できるゲーム作り

今回サークルで一緒に活動するメンバーの佐野章核がデザイナーということで、この「デザイナー」という職種をゲームの題材にすることにしました。

すごろくのそれぞれのマスに必要なイベントは、デザイナーの仕事にまつわるものばかりになっています。

「モノポリー」では紙幣を使ったイベントでのやりとりがありますが、今回はそれぞれに仕事が割り振られた「jobカード」をつくり、これらのカードを「納品」することでコマを進めながら獲得ポイントを争うゲームとしました。

またゲームを盛り上げる要素として、カードにはポイントや属性が振り分けてあり、それによってイベントでの効果や勝敗争いを左右するようになっています。

【次のページ】実際にどうゲームに落としこむか

物体としての落とし込みを考える

大枠のゲーム内容が固まったところで、実際どのようにこれを形に落としこむかを考えます。

すべての制作を自費で行う同人活動なので、どんな形なら実現可能なのか予算とも相談です。

打ち合わせでは、予算別にゲームに必要なコマや収納ケースを作る案から、ひとつの冊子にすべてを収める節約プランまで考えた上で、冊子+別紙ですごろくセットを印刷というプランに落ち着きました。

ラフにつくってどんどん試そう

完成目標も明確になりはじめたところで、実際のゲーム制作に取り掛かります。

ここで大切なのは細部を詰めるより、最低限の要素でまとめてひとまず試すということです。

頭の中で考える上では上手くいきそうなことでも、実際に作ったゲームを手にとって遊んでみると想像通りにならない所はたくさんあります。

手触りを元に改良を重ねながら、次第に盤面のデザインやゲームのルールが固まっていきました。

自分たち以外の人の意見も参考に

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