営業の人の口からよく出てくる独特な表現
今回は増永玲さんのブログ『頭ん中』からご寄稿いただきました。
営業の人の口からよく出てくる独特な表現
先日「営業の人独特の表現」というのが話題になった。
「営業の人」という言い方が適切なのかどうかわからないけど、主にそういう立場にある方の口から不思議なほど共通して出てくる表現。
お気に障ったらすみませんが、聞きながらいろんなことを思っている人がいるのは事実なので “より円滑なコミュニケーションにつながるといいな”と、願いながら書いてみます。
・なるほどですねー
「なるほど」という表現は、ちゃんと相手の言葉を受け入れてることを伝えるのに便利なんだけど、何か敬語っぽい表現を付け加えないと失礼な感じがするのかな。
その割に、軽い相づちには「うん」が使われる気がする。
「うん、うん、うん、なるほどですねー」
どっちなんですか。
・そっおっでっすっねー
何か質問されたり代案を求められたりしてすぐに回答できないとき、言葉を探しながら間を持たせるために「そうですね」をのばしのばし言ってる感じですか。
これでも時間が足りないときは長い「えー」があって、さらに「それにつっきっまっしってーはー」が続く。
・なんですね
質問や確認をするときじゃなくて、何かを説明しているとき語尾に「〜なんですね」を使うの。
「ね」というのは、相手の同意を求めたり念を押したりするときに使う助詞で、もちろんその目的で使うのならいいんだけど、説明の語尾で「ね」って言われても。知らんがな。
* * *
何でこうも共通して使われるんだろう。先輩から後輩へと口伝されていくのか、何かのセミナーで便利な表現として教えられているのか。
いや、「面白いね」と話題になったよ、というだけであって、使ったらいけんと言っているわけではないので、あんまり気にしないでほしいんですね。
執筆: この記事は増永玲さんのブログ『頭ん中』からご寄稿いただきました。
文責: ガジェット通信
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