日本赤十字社+読売巨人軍 大勢川崎病支援プロジェクト「T-Project」始動 川崎病治療に必要な免疫グロブリンをみんなの献血で! 4/5~ 特製スマホスタンドバッグハンガーもプレゼント

「プロ野球 読売ジャイアンツの大勢(たいせい)です。ポジションはピッチャーです。いまこうして、プロ野球選手になることができましたが、決して最初から丈夫に生まれてきたわけじゃなくて、幼いころは川崎病(かわさきびょう)を患っていました」

―――そんな巨人ピッチャー翁田大勢と日本川崎病研究センター、日本赤十字社は、大勢川崎病支援プロジェクト「T-Project」を始動。

大勢と同じく、幼少期に川崎病を患っていた小学生との対談動画も公開し、プロジェクトの主旨に賛同した献血者へ、特製バッグハンガーをプレゼントするというから、ここで詳しくみていこう。

大勢「川崎病に対する社会貢献活動に取り組みたい」

大勢は、生後7か月のとき、40度の熱が1週間続き、川崎病と診断された。

後遺症が残る可能性があるため、高校生まで通院・検査を続け、「野球や日常生活をいままで通りに送れるか」という不安がつねにあったという。

そして川崎病を克服し、プロ野球選手になった大勢は、自らの経験から川崎病に対する社会貢献活動に取り組みたいという思いを入団当初から持ち、日本赤十字社・読売巨人軍・日本川崎病研究センターとともにこのプロジェクトを始動した。

川崎病の治療には、献血で集められた血液が要る

川崎病は、1967年に初めて診断が下された原因不明の病気。

4歳以下の乳幼児に多く、全身の血管に炎症が起き、さまざまな症状が出る。

高熱、両側の眼球結膜の充血、唇の腫れと舌の炎症、体の発赤疹、手足の腫れ、首のリンパ節の腫れの6つの症状のうち5つ以上の症状があれば川崎病と診断される。

小さな子どもは、BCG を注射した場所が紅く腫れ上がることも、特徴的な症状のひとつ。

多くのケースで命に別状はないが、ごくまれに重篤な合併症を引き起こし、まれに致命的になる可能性もある。

川崎病の治療には、人の血液から取り出されたタンパク質のひとつである免疫グロブリンから造られる製剤が使用されている。

原料となる血液は全国の献血で集められたものが使用され、免疫グロブリン製剤をつくるために献血は大事なアクションとなる。

日本赤十字社 血漿成分献血専用 献血ルームを東名阪に設置

免疫グロブリン製剤をはじめとする血漿分画製剤は、自己免疫性疾患や難治性神経疾患の治療など医療に欠くことのできない製剤で、近年、医療需要が増加傾向にある。

血漿分画製剤の製造には、全血献血・成分献血それぞれから生成される同製剤用原料血漿が必要となる。

この原料血漿の必要量は同製剤の需要増加にともない増加傾向にあるため、日本赤十字社では、血漿成分献血専用の献血ルームを東京・愛知・大阪の3か所に設置し、さらなる原料血漿の確保に努めていくという↓↓↓
https://www.jrc.or.jp/about/search/bloodroom/

スマホスタンドにもなるバッグハンガーがもらえる!

大勢川崎病支援プロジェクト「T-Project」発足を記念し、スマホスタンドとしても使える特製のバッグハンガーを制作。

血漿成分献血専用ルームを中心とした全国の献血ルームで、4月5日から、動画を見たうえでプロジェクトの主旨に賛同し献血した人へ記念品が渡される。

無くなり次第終了だから、気になる人は公式サイトをチェック↓↓↓
https://www.jrc.or.jp/

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