資さんうどんであえて「ざるうどん」を食べてみる →「まじか」

北九州発のうどんチェーン「資さん(すけさん)うどん」。昨年あたりから関東地方でも次々に店舗を展開し始めているので、急に身近な存在になったという方も多いのではないでしょうか。

圧倒的名物の「肉ごぼ天うどん」

そんな資さんうどんの名物はなんといっても「肉ごぼ天うどん」

柔らかいけどモチッと弾力があるうどんに、黄金色に輝く甘口のダシ。このダシをいっぱい吸った麺が最高に美味しいのですが、そこに甘じょっぱく煮込んだ牛肉とワイルドなごぼう天が乗ると完全体へと進化するのです。

ジュルジュルジュル……。ああ、いかんいかん、よだれが出てきた。想像するだけで心が満たされる。本当にうまいんですよ、これ。ジュルジュルジュル……。ああ、いかんいかん、またよだれが出てきた。とにかくお出汁とうどんの組み合わせが最高すぎる。

ゆえに、資さんうどんに行くと多くの場合この「肉ごぼ天うどん」を食べちゃうんですが、別のメニューを食べるにしてもやっぱり黄金色のダシを吸った温かいうどんを食べたい。

頻繁に通うことができるならまだしも、たまにしか行けない民にとっては、冷たいうどんを食べるなんてちょっと考え難いのです。

でもあえて冷たい「ざるうどん」を食べてみる

ところがだ!

先日、久しぶりに資さんうどんに入ってみると、なんと冷たい麺をずいぶんとゴリ押ししているじゃあないですか!

メニューにはさまざまなタイプの冷たいぶっかけうどんが並んでいるし、「肉ごぼ天うどん」の冷やしぶっかけバージョンまであるじゃない。

しかも、よく見ると「ざるうどん」まである!

「ざるうどん」は麺をつゆにつけて食べるだけの極限までシンプルにしたうどん。ゆえに資さんうどんらしさはきっと感じにくいだろうから、普段はまず選択肢には入ってきません。

ところが。

「ざるうどん」のつゆはどうやら3種類から選ぶことができるらしく、意外と力を入れてそうな気配。しかも定番の「ざるつゆ」はレジ近くのお土産コーナーでも販売されているんですよね。

普段「肉ごぼ天うどん」のことばかり考えてたから、「ざるうどん」の扱いがこんなに大きかったなんてまったくもって気づかなかった……!

しかも安い。並盛だと税込504円。せっかくだし、いっぺん食べてみるか!

でもあえて冷たい「ざるうどん」を食べてみる

というわけで、こちらが資さんうどんの「ざるうどん」です。

プラス280円で大盛にできたので、大盛にしました。合計784円。

黄金色のダシにも浸らず、完全にあらわな状態になっている資さんうどんの麺を見るのははじめてかも。なんか不思議な感じです。

薬味はネギと生姜、そしてわさびが少々ついてました。

「ざるうどん」がこんなにうまいとは!

薬味をざるつゆに入れ、さっそくうどんをつけて食べてみます。

ズズズズズゥッ……おおっ……おおおお、これは……

めちゃくちゃうまいじゃないか!!

まず冷たい麺の食感が素晴らしい。温かいうどんで食べるときに感じるふわっと柔らかい感じはさすがに薄れますが、ガチガチに硬くなるわけではなく、もっちりとした食感がいい感じに強調されています。弾力が気持ちいい。

しかも、その食感を楽しむようにしっかり噛んでいると、小麦の風味が力強く広がってきます。これはダシを吸っていないからわかりやすくなっているのかも……!

そしてさらに素晴らしいのが、ざるつゆ自体がべらぼうにうまい……!

資さんうどんのダシっぽさは薄く、関東の蕎麦屋で食べるざるそばのつゆの味に近い感じなので、資さんっぽさを期待しているとちょっと裏切られたような感覚になるかもしれません。たぶん鰹や昆布あたりがベースになりつつ、醤油の力強さといろいろな旨味が凝縮された濃口のつゆですね。

このつゆが存在感の強いうどんとがっぷり四つ。味のパワーバランスが完璧。資さんうどんの麺が秘めているポテンシャルを、黄金のダシとはまた別のアプローチで引き出してくれていました。

シンプルイズベスト。これはちょっとクセになってしまうかもしれない。次はいよいよ、「肉ごぼ天うどん」と「ざるうどん」とか、2品を注文したくなっちゃうかもなあ!

(執筆者: ノジーマ)

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