【北海道旧上磯町(北斗市)】真夏の暑さとともに、日常を進む

北海道旧上磯町(北斗市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧上磯町(北斗市)を写真とともに紹介する。

Vol.419/北海道旧上磯町(北斗市)

一日かけてどこからどこまで移動したかを競争しているわけではないので、目的に対して、自分のペースで進むことを、北海道では今まで以上に試される。今日もせっかく北上したところ、また後戻りして、見た目ではあまり進んでいないように見えたりする。でも、それで良いのだ。

函館市を出発して、北斗市と森町、八雲町を進んで行った。朝は暑いぐらい晴れていて、昼には雨が降り出して、しばらくは完全な豪雨に巻き込まれた。雨が降る前に合羽と長靴にしておいて助かった。夕方は再び綺麗な晴れ空になったので、やっぱり、北海道の天気は目まぐるしい。

さて、最初にやってきたのは旧上磯町。「旧上磯町」の看板表記は何度か見かけたので、まだ地名が浸透しているように感じる。

それにしても、あっつ、と思った。訪問時期は8月下旬。函館市では小中学校の夏休みが暑さのせいで、一日延びたと昨日ニュースになっていた。真夏日の数が過去最多を更新したと。もう、ほんとうにそんな感じの暑さだ。

旧上磯町へ

青空と町並みと

海もよく見えた

上磯駅前へ

上磯駅

松前藩戸切地陣屋跡にも行ってみた。暑い中おつかれさまです

春は桜が見事だろうなあ

まずは市街地を巡る。函館湾沿いにまちは広がっていて、北海道らしく家々は戸建てで立派だ。海も近くから眺めることができて、とても凪いでいた。

その後、松前藩戸切地陣屋跡にも行ってみた。松前藩によって築かれた城郭で、日本最初の星形の城郭だと。訪れたときは閑散としていて、お父さんが芝の手入れなどをしている。なんといっても春は桜並木が広がるそうだ。夏の葉が生い茂った様子でも美しく、いつか桜を見ることができたら、とても幸せだろうなあと思った。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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