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セクハラやじに毅然とした対応を。問われる女性の真価

政治・経済・社会

世界中で波紋を呼んだ東京都議会の「セクハラやじ」

セクハラやじに毅然とした対応を。問われる女性の真価

海外のニュースで取り上げられ、日本の品の悪さを世界中に発信したような「セクハラやじ」。サッカーワールドカップでは、スタジアムのごみ拾いをした日本人サポーターの様子が賞賛され、そのマナーの良さを学ぼうとしている国もあったところに水を差す結果となってしまいました。

「セクハラやじ」が報道され、日本の女性だけでなく、世界中の女性が的になってしまったような印象もあり、今回の心無い発言はとても大きな問題だと思います。

「少子化問題」が「セクハラやじ問題」に転化

そして、今回の一連の騒動によって、「少子化問題」の論点が「セクハラやじ問題」に転化されてしまいました。同時に、発言を受けた女性都議が、なぜその場で毅然とした態度に出なかったのだろうと残念に感じたことも事実です。

現代は男女同権の時代ですが、日本は先進国でありながら世界経済フォーラムでは、日本の女性社会進出は136か国中で105位。女性リーダーの割合は1割ともいわれています。昔ながら日本では、いわゆる「男尊女卑」的な文化が根付いていましたが、それを支え、国を発展させてきたのは紛れもなく女性の力があってこそです。日本の誇りでもあります。

「日本の女性は、心身ともに強い」。このことについては、男性も異論はないでしょう。したがって、女性は自ら覚悟を持って堂々と発言・発信すべきであり、「同情を買いたい」という意識を捨ててほしいものです。

なぜなら、今回のように問題が転化されてしまうのは、女性にも問われているものがあるように思えるからです。言うべきことを言わず、表情や態度、仕草など容姿に関わるようなことばかりが注目されているようでは、社会における真の男女同権を実現しているとはいえないでしょう。

社会をけん引する存在になれるかどうか、真価が問われる時代に

「少子化問題にどう対応するか」は、市町村単位のみならず、国を挙げて議論すべき大きなテーマです。国会でも審議している中で、もし今後、同じような心ない「やじ」が飛んできたとしても、問題を転化せず、女性には毅然とした対応を心がけてほしいと思います。

そして、社会をけん引する存在になれるかどうか、政治の舞台だけに限ったことではなく、これから女性の真価が問われる時代になっていくでしょう。

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