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ご近所と農産物を物々交換できるウェブアプリ「RipeNearMe」

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畑でとれた野菜やフルーツ、庭で飼っているニワトリが産んだ卵など、かつて田舎では、食料の物々交換は日常の光景だった。たくさん収穫できたものを近所の人にわけ、その代わりに別のものを頂く。

流通も今ほど発達していなくて、口にするのは生産者の“顔”が見えるものがほとんどだった。だが時代とともにそうした構造は変化し、私たちは遠く離れたところで知らない誰かが作ったものを毎日食べている。

しかしここへきて、生産者の顔が見える食品を選ぶ消費者が増えてきている。背景には食の安全や環境への意識の高まりがある。こうした傾向を受け、オーストラリアのスタートアップが間もなく正式リリースするのが、農産物の物々交換をサポートするウェブサービス「RipeNearMe」だ。

■交換の対価や値段は自由設定

RipeNearMeは、ユーザー同士が物々交換や売買をしたり、時として無料でおすそ分けしたりできるというもの。自家栽培した農産品を写真付きで投稿し、その投稿を見て「欲しい」と思った人が連絡をとるという仕組みだ。交換の対価や値段などは当事者が自由に設定できる。

「まだ熟していないけど、もうすぐ収穫できそう」という“予告”もありで、アプリのマップにはそうした投稿の内容(農産物の種類など)に応じたアイコンが表示される。

■販売所を兼ねたご近所SNS

このサービスは当然、近くに住む人同士の需要の“マッチング”になり、ローカルコミュニティの形成を促す。つまり、ネット販売所を兼ねたご近所SNSということになる。

流通システムに乗せるほど大規模生産していない農家や、趣味で畑を耕している人にとっては格好の販売チャンネルとなり、また消費者にとっては顔の見える関係で安心・安全な食物を入手することができる。

現在ベータ版を展開していて、どれだけのユーザーを獲得できるかがサービスの成否を左右しそうだ。

RipeNearMe

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