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LINEを超えるか?家族の自動写真共有&チャットアプリ「Famm(ファム)」

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famm3家族や親戚の間で、写真やメッセージのやりとりにLINEを超えるかもしれないアプリが登場したのをご存知だろうか?

Famm(ファム)は、子供の写真を簡単に共有・整理できる子育て家族向けアプリ。
写真をアップロードしておくだけで、写真を日付・月毎に自動整理し、撮影時の子供の年齢を表示するアルバム機能が特徴のアプリだ。

注目なのは、普段の夫婦間のやりとりにも便利なスタンプが無料で使い放題のチャット(メッセージング)機能が可能なこと。

リリース1週間で10万枚の写真アップロードを達成し、波に乗るTimers田和晃一郎(たわこういちろう)共同創業者 COOに話を聞いた。

Q、Famm(ファム)がこのように注目を浴びた理由は何だと思われますか?

famm1「サービス開発の際にこだわった点として、『最小のインプットで最大のアウトプットを』という思想があります。育休を取っていても、子育てをしている親の日常というのはとても慌ただしく、あっという間に1日1日が過ぎていきます。

そんな生活では、スマホで子供の写真を大量に撮影するものの、写真整理をしたり、バックアップをとったり…というところにまで手がまわらない。そんな忙しい人達に向けてのサービスだからこそ、ただ写真をアップするだけで、子供の年齢入力、時系列・月別の整理、デザイン性の高い成長記録の作成までを含めて『全て自動』でやってくれるという体験を提供しようと考えていました。

『まとめてアップするだけでこんな体験ができるなんて』という驚きとともに喜んでいただいているのではと思っています。」

■カップル向けSNS「Pairy(ペアリー)」で成功 その先にあるもの

Q、Timers.incは、カップル向けクローズドSNSアプリ「Pairy(ペアリー)」で知られる会社ですね。社長のこれまでの経歴と、Fammのサービスを初めるに至ったきっかけを教えてください。

「代表の高橋は大学時代にベンチャーを興し、卒業後に広告代理店の博報堂に入り、2年後にTimersを創業しています。もともとの出身がIT業界ではないので、テクノロジーありきや新しさありきで物事を見つめるのではなく、人間にとって本質的価値を見つめ、それを今の時代に合わせて置き換えていくという理念を掲げています。

人間の本質的な関係という部分では、カップル・夫婦に続き、家族という関係も非常に強いエネルギーが介在すると感じています。だからこそ、家族、特に子供の写真領域でもクローズドSNSは成立すると考え、Fammのサービスリリースにいたりました。

Pairyも順調に推移しており、FammとPairyの2サービスでカップル・夫婦・家族の領域をグローバルに攻めて行きたいと思っています。」

Q、このアプリの開発で、苦労した点は?

「『最小のインプット』を目指していく中で、実際の写真アップロードにかかる時間を如何に短く、高速にするか、という課題に直面しました。子どもの写真となると、1日で数十枚〜百枚以上をスマホで撮影します。一般的なアプリのように10枚や20枚ではなく、50枚の同時アップロードを可能にし、更にその時間を体感レベルで『5秒以下』にする為、色々と開発チームに試行錯誤してもらいました。」

■『家族写真もチャット機能も。全部Fammでしよう !』

famm2Q、まだリリースして間もないですが、かなりのヘビーユーザーのご家族も居るようですね。新しく導入を考えているご家族にはどのように使って頂きたいですか?

「3,500枚以上の写真をアップロードするようなユーザーの方もでてきました。そういった家族は、アルバムだけではなくチャット機能をメール・LINEの代わりとして使ってもらっているようです。Fammのチャットでは、夫婦間で送った写真も全て自動でFammのアルバムに入り、バックアップも自動でされます。どうせなら普段のやりとりも全部Fammでしよう、というふうになってほしいですね。」

Q、今後はどのような展開を予定していますか?

「我々が目指すのは、Dropboxをはじめとするストレージサービスが過去10年やってきたことの、更にその先だと思っています。これからは、大切なデータがクラウドにある状態がデフォルトであり、その上で、そのデータに関連して『どのような体験ができるか』が、ストレージ領域・コミュニケーション領域の区分け無く求められる時代になります。

その体験は、法人、個人、家族、カップルなど、利用者・利用グループに応じて異なってくると思いますし、我々はクローズドな関係に向けての『ストレージ』を再発明していきたいと思っています。

直近では、印刷、親戚へのシェアなど、多義に渡る子育て家族のニーズをベースに、ユーザーと向き合いながら新しい体験を提供していく予定です。」

クローズドSNSで既に大きな実績のある会社が、『カップル』のその先にある『家族』に着目して開発されたFamm。核になる写真の自動サービスと共に、ますますユーザー数を増やしそうだ。

(Writer: Saera Jin)

子育て家族向けクローズドSNSアプリFamm(ファム)

カップル向けSNS「Pairy(ペアリー)」

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