ゲーム開発者がゲーム会社批判「もう、アホかと思います」

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ベヨネッタ

人気ゲームを数々開発しているゲーム開発会社のプラチナゲームス。発売は大手ゲームメーカーからされるが、『ベヨネッタ』や『デビル・メイ・クライ』などの人気ゲームを開発していることで定評のあるゲーム開発会社だ。

そんなプラチナゲームスのゲーム開発者・稲葉敦志さんが、某ゲームメーカーに対して「もう、アホかと思います」と痛烈に批判するコメントを『Twitter』に掲載し、ゲームファンの間で話題を呼んでいる。稲葉さんはいったい何をそんなに怒っているのか? どうやら、某ゲームメーカーの発売日の決定の仕方について不満に思っているようなのだ。

稲葉さんは『Twitter』に、「先に発売日を発表しているタイトルに他社がタイトルを同日にぶつける。これ、誰が幸せになるんでしょうか?もう、アホかと思います。ユーザーの気持ちを考えないと、この業界そのものがダメになるとか一瞬でも考えないんでしょうか」と意見を書き込んでいる。

つまり、人気ゲームの発売日にあえて人気ゲームの発売日をあわせてくるゲームメーカーの判断に納得がいかないようである。つまり、両ソフトがお客さんを食い合うことになり、両社にとって美味しくない状況になるのがどうしてわからないのか? と言いたいのではないかと思われる。

ゲームの発売日の歴史は深い。もともとゲームソフトの発売日は曜日に関係なくばらばらだった。しかし、「週末にゆっくり遊んでもらいたい」という考えのもと、金曜日がゲームソフトの発売日として常識化していった。しかしその後、「売り切れたゲームをすぐ供給できるようにしたい」ということで、木曜日がゲームの発売日として常識化していった。木曜日のソフト売り上げをみて、金曜や土曜日にすぐ再入荷させることができるからである(問屋にも在庫がなければ再入荷は翌週に持ち越されるが)。

インターネット上では稲葉さんがどこのゲームメーカーを批判しているのか予想する話題で持ちきりとなっており、「EoEにドラクエをぶつけたスクエニ批判ですね?」、「戦国無双3にマリオぶつけた任天堂批判じゃね?」などの声が上がっているが、あくまで憶測であり、どのゲームメーカーのことかは不明なままである。

基本的に木曜の発売が常識化しているゲームソフト。ゲームソフトの発売日がかぶってしまうのはある程度仕方がないことかもしれないが、爆発的に売れることが予想されるゲームソフトの場合、配慮して1週間前後発売をずらすなどの判断をしてもいいかもしれない。

画像: 『Twitter』より引用

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