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33年間ジャッキー・チェンを吹き替え続けた男“日本のジャッキー・チェン”こと石丸博也インタビュー/アフレコ体験レポート

石丸博也さん

2014年6月6日よりジャッキー・チェン誕生60年記念作品『ポリス・ストーリー/レジェンド』が全国公開となる。
ジャッキー・チェンといえば吹き替えはこの人、石丸博也さんだ。

『酔拳』(1978年制作・吹き替えであるフジテレビ版は1981年)で初めてのジャッキー映画吹き替えを担当した石丸さん。以降33年間で、ずっと日本のジャッキー・チェンを演じることとなる。
インタビュー時点で石丸さんは『ポリス・ストーリー/レジェンド』の吹き替え収録直前。ジャッキーを演じるにあたり、いくつか質問をしてみた。
また、筆者が実際に『ポリス・ストーリー/レジェンド』のアフレコにも参加してみたので、その様子もお伝えしたい。

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石丸博也インタビュー

― 今日は『ポリス・ストーリー レジェンド』、そして石丸さんの事を楽しみにしている読者のためにいくつか聞かせてください。

石丸: 別に楽しみにしているかどうかわかんないよ?(笑)

― いえ、僕自身、今日は本当に楽しみにしていて。

石丸: またまた(笑)。

― 本当なんです(笑)。僕自身が、兜甲児(マジンガーZ)やジャッキー・チェンに育てられた世代というのもありまして。ほかにも『スタージンガー』とか『グレンダイザー』とか。

石丸: 『スタージンガー』!(笑)  恥ずかしい!

― もう、石丸さんに育てられたといっても過言ではなくて(笑)。勝手に思っているだけですが!

石丸: そうだよ、勝手だよ(笑)。 俺は育てた覚えはないよ!(笑)

― はい(笑)。さて『ポリス・ストーリー/レジェンド』のお話をさせてください! 今回のジャッキーに関しては、割合シリアスで、コミカルさは少ないかな、とも思います。

石丸: ないね、重たいよね。 (今回のジャッキーの役は)歳は結構俺に近づいているような役だから、その辺は演(や)りやすいんだけどね。
明るさとかが(今までのシリーズと)違うんで、声は“落とし目”で演ると思う。あんまり落とすと怒られると思うけどね。

アクションもそうだけど、高めで「ィアー!」とか「ヤー!」とかじゃなくて「フゥオォン!ンァアアォオオー!」とかさ、やられる時の「ゥオオオオ!」とか、本当自分で力入れていかないとね、「映画に負けちゃう」んだよね。
軽い感じじゃさ、ダメなんだ。本当、顔真っ赤にしてやらないとね、ダメだと思うよ。

『ポリス・ストーリー レジェンド』サブ画像②

― 「映画に負けちゃう」ですか。

石丸: お客さんもその辺、見抜いちゃうんじゃないの?
「なんだよ、ちょっと手、抜いてんなあ」とかさ(笑)。「なんだよ、元の方がいいじゃねえか」なんてさ言われないように演んないと。
そういうところだよね、気を付けるのはね。

― いろんな役を演じるにあたり、石丸さんが日常的に気を付けていることとかってありますか?

石丸: アテレコ演るうえで? 気を付けているって、別にないよね。もう、声出なかったら辞めればいいんだからさ。 (笑)いや、本当に。だから別にノドを鍛えるとか、そういうこともやってないし。……タバコだけは吸ってないんだよね。タバコは5年くらい前にやめたのかな。吸ってたんだけど、やっぱ声の出が悪くてね、やめたんですよ。えらいでしょ?

― (笑)はい。タバコやめられてから、声の出など、違います?

石丸: 違うね。人間っていうのはだんだん衰えてくるんだよ。俺なんかずいぶん衰えてきてるんだけど、それでももし吸ってたらダメだったかもしれないね。ま、ジャッキーの映画やってなかったら吸ってたかもしれないけどさ。(笑)

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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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