ドラえもんの「ドラ」ってそもそもなによ?
藤子F不二雄の人気作品『ドラえもん』はいまでは日本だけでなく、世界中で愛される作品となった。皆は何気なく『ドラえもん』と呼んでいるが、この「ドラ」が急に気になり出した我輩。
そもそもなぜ『ノラえもん』ではなく『ドラえもん』なのだろうか。ちょっと調べてみることにした。
「ドラ」の語源を辿って
「どら猫」「どら息子」など最近ではあまり聞かないかもしれないが、こういう言葉は実在する。しかし「どら」が何の意味を持つのか考えたことがある人は少ないだろう。
この「どら」の語源は打楽器の「銅羅」から来ているようだ。「銅鑼」とはあのバーンと鳴らす大きな打楽器ね。中国映画とかで出てくるアレ。天下一武道家でも出てきたかな? わからない人は画像検索してみてほしい。
でもってその「銅鑼」の鐘をつくが、「金が尽きる」となり、働きもせず怠けてる息子のことを「どら息子」と呼ぶようになったとか。では「どら猫」はと言うと、平気で人の物を盗むことから付けられたそうだ。
ドラえもんは「どら猫」が由来
いまは名付け親に『ドラえもん』の命名由来を聞くことができないが、『ドラえもん』は「どら猫」から来ていると生前に語っていた。見た目が猫型だったことから『ドラえもん』と名付けられたのだろう。
「ドラ」の由来を知ると少し違和感を感じるだろうか?
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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