ジェンキンス氏は寿司屋じゃなかった! ネットユーザー騒然
日本テレビの『日テレNEWS24』が伝えた、『ジェンキンスさん、60万円を家族会に寄付』というニュース。その内容は「北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんの夫・ジェンキンスさんが、自分が販売したせんべいの売り上げの一部を拉致被害者家族会に寄付した」と伝えているもので、拉致被害者の救出のためにお金を使ってほしいとコメントしているという。
最近のマスコミは大々的に拉致被害に関する報道をしなくなったものの、拉致被害者やその家族たちの闘いはまだ終わっていない。全員が救出されまるで、この事件は続くことになるだろう。
今回のジェンキンス氏による60万円の寄付だが、インターネット上では寄付以外の部分でも衝撃を与えているようで、「寿司屋やめたの?」、「え、お寿司屋さんじゃなかったの?」、「あれ? すし屋じゃなかったっけ?」と驚く人たちが続出。インターネット掲示板『2ちゃんねる』では本気なのか冗談なのか、ジェンキンスさんが寿司屋じゃなかったことに驚きを隠せない人たちが書き込みしているのである。
そこで取材班は、せんべいの美味しさと寿司屋の真相を知るべく、ジェンキンスさんに直接聞いてみようと電話をして聞いてみることに。
ジェンキンス氏がいる『佐渡歴史伝説館』にお電話をしたところ、「寿司屋をやっていたなんて初めて聞きました。そもそも、ジェンキンスさんは生物(なまもの)が苦手なんです」と、スタッフがコメントしてくれた。2004年12月から日本での生活をしているジェンキンス氏は、現在まで寿司屋だったことは一度もなく、2006年から施設管理要員を経て、現在のせんべい販売をしているという。
そもそも、どうしてジェンキンス氏が寿司屋だという誤った情報が伝わっているのだろうか? その原因は、インターネット掲示板やブログに「へいらっしゃい!!」と発言している板前姿のジェンキンス氏のアスキーアートが掲載され、それが広く広まったためと推測される。「ジェンキンス氏がジェンキン寿司になった」という説もあるが不明である。
ジェンキンス氏が販売しているせんべいは、『太鼓番せんべい』という商品名。とても特徴的で、カステラ生地を使用した甘いタイプのせんべいだという。甘いタイプのお菓子なので、大人から子どもまで、だれでも美味しく食べられそうだ。『太鼓番せんべい』の売り上げの一部が拉致被害者家族会へと寄付されるとのこと。『太鼓番せんべい』を買うことが拉致被害者の救出に役立つわけだ。
ジェンキンス氏は『佐渡歴史伝説館』で『太鼓番せんべい』を販売しており、店頭でジェンキンス氏と観光客たちが交流する姿が見られるという。インターネット上でも、「元気で何よりですな」、「こういう地道な努力をみんながやれば大きい力になるんだよな」という応援の声があがっている。
『猫ひろしコラムブログ』やバイク雑誌『ミスター・バイク』(2006年11月号)には、普段はあまり見られないシチュエーションのジェンキンス氏の姿が掲載されており、気になる人は読んでみるといいかもしれない。
画像: 『Google Earth』より引用
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