【ブログは もろ刃の剣】使い方しだいで波紋の形も大きさも変わる
ブログで自殺をほのめかす書き込みがされることがたびたびある。芸能人のブログが炎上することは多々あるが、自殺をほのめかす書き込みがされた場合、読者の反応はそれらの炎上とは異なる反応が発生する。
最近も、自殺したことをほのめかす内容の書き込みがブログにされ、『2ちゃんねる』やブログなどで大きな波紋を呼んでいる。このブログの管理人は、「この記事が載るころには死んでいるかもしれない」というような内容の記事を書いている。もしこれが事実だとすれば、非常にショッキングな記事であり、同様のやり方で自殺が連鎖していかないか、非常に心配になる。
このことについて『2ちゃんねる』のスレッド(掲示板)では、生きていてほしいなどの、死に対して深く考えさせられる書き込みのほか、本当は死んでいないのでは? という書き込みが多数されている。自殺したという記事を書いた管理人を知っていると思われる人たちが、「嫌いな人ではなかったのに」「切ない人生だったようだ」などの書き込みをしている。どのような理由があるにせよ、この記事が事実とは違い、現在も生存していることを切に願う。
ブログはひとりだけの日記ではなく、多数の人たちが目にするパブリック的な存在である。自殺予告や報告を掲載するということは、世間に広くその意思を伝えることになる。悩みは本人にしかわからないものかもしれないが、ブログに書く前、行動に移す前、一歩踏みとどまることができれば……。そう簡単に言えてしまうのは、当事者ではないからだろうか(この記事の配信元はこちら)。
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