エナジードリンクの新ジャンル。エナジーコーヒーの実力を探ってみた

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数年前からレッドブルやバーン、モンスターエナジーなどのエナジードリンクが飲料市場で確かな地位を確立しているようだ。そんな中、「キャベジン」や「キューピーコーワゴールド」などの医薬品で有名な興和がエナジードリンクならぬエナジーコーヒー「コーワ パワードコーヒー」を4月8日に発売すると発表した。現時点で味はわからないが、製品情報はリリースされているので、著名なエナジードリンクであるレッドブルとの栄養成分を比較して、実力の程を検証してみたい。

医薬品メーカーらしい生薬エキスを配合したコーヒー

コーワ パワードコーヒーは他のエナジードリンクにはあまり配合されていない生薬エキスが入っているという点が大きな特徴といえるだろう。滋養強壮効果の期待できる「エゾウコギエキス」、漢方薬にも使われている「ナツメエキス」、薬膳料理によく使われる「クコの実エキス」と三種類の生薬エキスが利用されている。レッドブルには生薬エキスは配合されていない。(スターバックスブランドのエナジードリンクには高麗人参のエキスが使用されたりしている)生薬エキスを配合しているあたりは医薬品メーカーらしいエナジーコーヒーといえるのではないだろうか。

ビタミンの含有量はどちらが上?

ビタミンが配合されていないドリンクはエナジードリンクといえないくらい、ビタミンの存在は重要だ。そこで、ビタミンの含有量を比較してみた。
パワードコーヒー ビタミンB1 2.5mg ビタミンB2 2.1mg ビタミンB6 3.7mg カフェイン93mg
レッドブル(250ml)ビタミンB1 無配合 ビタミンB2 0.09mg ビタミンB6 5mg ビタミンB12 5μg カフェイン80mg

総合的な含有量ではパワードコーヒーのほうが含有量が多いといえるだろう。

日本発のエナジーコーヒー「パワードコーヒー」、成分だけをいえば、エナジードリンク以上、栄養ドリンク未満といったところだろう。ただし、コーヒー好きの人がカフェインと一緒にちょっとした栄養補給をしたいという場合にはおすすめできるかもしれない。3月30日より、シュワルツネッガーとブルース・ウィリスを起用したCMを放送するようなので、気になった人は一度チェックしてみるのはいかがだろう?

画像は興和のHPより引用

※この記事はガジェ通ウェブライターの「浅川クラゲ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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