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ラジオサイマル放送『radiko』の衝撃とまとめ

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インターネットを介してパソコン(PC)でラジオが聴ける『radiko』の運用が始まりました。今回は話題の『radiko』を楽しむためのあれこれについてMobileHackerzさんのブログ『MobileHackerz再起動日記』からご寄稿いただきました。

ラジオサイマル放送『radiko』の衝撃とまとめ
既に各所で報道されておりますが、インターネット経由での民放サイマル(=電波にて放送しているものと全く同じ編成の番組を流す)放送サービス『radiko(http://radiko.jp/)』がついに運用を開始しました。

当初は「都市部は鉄筋コンクリートのビルが多く、ラジオ電波が届かないところが多い」ための「難視聴地域の解消」という大義名分をもとにインターネット上での同時放送を実現する、というロジックでサービスが始まります。なので、インターネット経由での放送であるにもかかわらず、接続するためにはIPアドレスを元にした地域チェックがあり、東京圏内か大阪圏内でしか視聴することができません(圏内であるにかかわらずつながらなかったり、逆に圏外からでもつながってしまったりといろいろ問題はあるようですが)。

これは戦略上「手っ取り早くサービスを立ち上げるための大義名分」なので、仕方ないといえば仕方ないですね。今後の展開を期待しましょう。

で、実際にこのサービスを体験してみたわけですが…一言で感想を言うと
すばらしい!!

やはり最近はなかなかラジオを聞く機会が無かったりするのですが、「インターネット時代の今だからこそ」ラジオというメディア、ラジオ番組というコンテンツは再評価されるべきだと強く感じました。

始終なにか作業をしているような“忙しい”現代において、PC作業をしながら耳だけで“流し聞き”できるラジオ番組は大変相性がいい。そして、その番組を(インターネットにつながっていれば)PC単体で聞ける。で、ふとツッコミたくなったら『Twitter』でつぶやく。そんな、コンテンツとネットワークと各プラットフォームの「薄いつながり」が実に現代的なのです。

そしてソーシャルなコミュニケーション(『Twitter』など)と放送によるコンテンツの同時視聴というのは非常に相性が良い、というのもあります。 『Twitter』や『2ちゃんねる』がたとえば『天空の城ラピュタ』の放送時に盛り上がるのと同じようなものですね。

まぁ要するにまとめると「ラジオって仕事中のながら聞きに最適だね!」ということなので、実にわかりきったことではあります。が、PC単体で聞けるということがそんなシンプルなことをあらためて思い出させてくれました。

ちなみに小規模なコミュニティFMなどでは、そのものズバリな名前の『サイマルラジオ』というサイト(http://www.simulradio.jp/) で既にインターネット・サイマル放送をしていたりします。しかし、やはり今回は話題性があり、かつ「みんなが聞いている」感もありで大変に盛り上がりました。

そんなわけで久しぶりにちょっとエキサイトしたので、”インターネット・サイマルラジオ放送『radiko』”と『Twitter』をつなぐためのサービス”非公式『radiko』専用URL短縮サービス『rdk.me(http://rdk.me/)』”というものを作りました。『radiko』で聞いている番組について、ちょっとつぶやきたくなった時。気軽に『Twitter』にラジオ局URLを貼(は)るための仕組みです。よろしければ使ってみてください。ユーザスクリプトやブックマークレットを設定しておくと便利です。

また、既に『radiko』専用の録音ソフトウェアを作られている方やプレイヤーを作られている方もいます(プレイヤーは前記URL短縮サービスのブックマークレットが使えないので痛し痒(かゆ)しではあります)。

そして、「実況」も早速動き始めています。『ニコニコ動画』の『ニコニコ実況』がラジオ対応、『Twitter』のタイムラインアグリゲートページを作られている方も。『Twitter』との連携に関しては、『rdk.me』のブックマークレットで付加されるハッシュタグや短縮URLも合わせられればいいのでしょうが……設定されているハッシュタグが発散気味(局名だったり番組名だったりバラバラ)なので……どうしようかなあ。

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