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立春にいただくお酒『春鹿 立春朝搾り』(1) 蔵元インタビュー

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2月4日、立春の朝に搾ったばかりのお酒をその日のうちに飲み手のもとに届ける『立春朝搾り』。
”日本酒界のボジョレー・ヌーボー”とも言えるこの企画は、日本酒の品質向上をめざす『日本名門酒会』が主催するもので、日本各地の名だたる酒蔵が参加。多くの日本酒ファンから注目され、年々規模を拡大していっている。

筆者は奈良県出身なので立春朝搾りと言えば『春鹿』のものを毎年愛飲してきた。立春朝搾りももちろんだが、洗練された都会的な味わいで全国、そして世界中で注目を集めている銘柄だ。

昨年も
『日本酒発祥の地 奈良でつくる日本一新鮮なお酒(1) 蔵元インタビュー』(http://getnews.jp/archives/287249)
『日本酒発祥の地 奈良でつくる日本一新鮮なお酒(2) 出荷当日に潜入取材』(http://getnews.jp/archives/287902)
で当日のラベル貼りや出荷の様子を取材し、インタビューもさせていただいたが、今年もまた立春朝搾りとこの一年の動向についてお話を聞かせていただくことが出来た。

ご対応いただいたのは今西敏郎執行役員。

――今年もインタビューお受けいただきありがとうございます。
まずはこの一年間の春鹿さんの動向や酒造業界の動きなどをお聞きしたいと思います。
今西:そうですね。おかげさまで数字としては伸びておりまして、商品によっては予想より早く品切れになってしまい、お客様にはご迷惑をおかけしております。
弊社では酒蔵に併設したショップがあるのですが、そちらにもたくさんのお客様にお越しいただきました。
――ニューヨークをはじめ、海外での反応にも大きなものがあるとお聞きしました。
今西:定番の純米超辛口をはじめ、低アルコールの発泡性純米酒『ときめき』などをご提案しております。アメリカのほか、ヨーロッパやアジア、最近ではマレーシアやシンガポールなどでもご提案しております。
『ときめき』は酒蔵ショップで試飲をご希望の方にも飲んでいただくんですが、これまで日本酒を飲みなれない方にも好評です。「お米のシャンパンですよ」という説明をしています。


――『ときめき』は数ある低アルコール発泡日本酒の中でも特に人気がありますね。
お酒が弱い人やビギナーでも抵抗なく飲めるし、なおかつ品質がいいので通の方にも評判です。
今西:ありがとうございます。
――国内の酒造業界やその周辺に、なにか目新しい動きはありましたか?
今西:京都市からはじまった動きですが、いわゆる『乾杯条例』が奈良市でも昨年末に可決されました。日本酒で乾杯しよう、もっと日本酒に親しんでいただける機会を作ろうという条例ですね。

――反響などは出てきているのでしょうか?
今西:ポスターを作るなど、これから周知していく段階です。奈良がお酒の発祥の地であることをアピールして、日本酒で盃(さかずき)をあげていただける方が増えることを期待しております。
――春鹿さんをはじめ、奈良の酒蔵の存在感は年々高まっているように感じていますが、この条例もいい追い風になりそうですね。
今年の立春朝搾りに関してですが、昨年は6時が取材開始時間でしたが今年は7時とうかがっております。この時間差は生産状況となにか関係あるのでしょうか?
今西:昨年は約11000本の立春朝搾りを出荷したのですが、おかげさまで今年はそれ以上の出荷を見込んでおります。そうなると6時では間に合わないんです。
――”うれしい悲鳴”ということですね。立春朝搾りは毎年大変な作業になるようですね。
今西:2月4日が出荷と決まっているので、そのタイミングでベストの状態にもっていくために杜氏(とうじ)や蔵人は大変神経を使っております。
――今年の春鹿さんの立春朝搾りはどのようなテイストを目指しておられるのでしょうか?
今西:米の旨味、甘みを活かし、香りはフルーティーで喉ごしのいいお酒を目指しております。毎年、方向性が大きく異なることはありませんが、これまでよりもさらに品質が良いものを作りたいというのが目標です。
――ありがとうございます。最後になりますが、読者のみなさんに春鹿さんからのメッセージをいただくことはできるでしょうか。
今西:奈良はお酒発祥の地です。春鹿を通して奈良のお酒に良いイメージを持っていただけるよう社員一同頑張ります。

 

お話を聞いていると今年の立春朝搾りが待ち遠しく思われて仕方がなかった。
筆者は2月4日当日の出荷する模様も取材する予定だ。第2弾の記事を楽しみにお待ちいただきたい。

 

※画像は『日本名門酒会』、『春鹿公式サイト』から引用いたしました。
http://www.meimonshu.jp/
http://www.harushika.com/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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