阪急阪神ホテルズのレシートなし返金対応について聞いてみた ホテル「レシートはなくてもメニューや日にちを確認する」
阪急阪神ホテルズ系列のレストランで過去7年間にわたりメニューに記載されたものと異なる食材を使ったとして、複数のホテルに入る店、計23店舗にて返金対応を行うと発表。返金期限は設けていない。今回の虚偽表記に関して消費者庁は措置命令を出す可能性を示している。
偽装された食品は47品目にもなり、既製品のハンバーグを「手ごね」として提供、「鮮魚のムニエル」は鮮魚どころか冷凍魚、「レッドキャビア」として出されていたものは飛び魚の卵だった。値段も実際に提供している物とは異なり1kg1万円以上するマスの卵ではなく3000円程の飛び魚の卵を提供したほか、1400円のしぼりたて「フレッシュオレンジジュース」は1本500円の既製品のジュースだった。そのほかにも産地の偽装などが発覚している。
そんな阪急阪神ホテルズに今回の返金について聞いて見ることにした。
記者 既に返金請求に来ているお客様はいるのですかね?
阪急阪神ホテルズ(以下、阪急) こちらでは分からないです。
記者 今回レシートは必要ないと報道されていますけど。
阪急 状況をお伺いします。
記者 状況と言いますと?
阪急 ご利用になった日にちやメニュー、人数を伺って店側と照合しますので。
記者 なりすましの方が来られていると報道されていますが。
阪急 それに関しては答えられないです。
以上のようにレシートはなくても実際に食事した日にち、メニューなどで照合するそうだ。過去7年分を返金に応じるそうだが、全てお店側で管理していたらの話である。今時はSNSやグルメサイトで食事自慢の書き込みがあるので、それを見てなりすまして請求に行く人も出てきそうだ。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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