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動物研究家界のレジェンド“ムツゴロウ”こと畑正憲が提唱! 「動物の目線で生きてゆくことは難しい。だから犬猫を飼いなさいと。それで十分」

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来たる10月20日(日)放送の情報バラエティー番組、「どうぶつランキンZOO」に“ムツゴロウ”こと動物研究家の畑正憲さんがご出演します! 同番組は全国の動物園や水族館などで働く飼育員さんたちだからこそ知る動物たちの“素顔”をランキング形式でご紹介する内容で、たとえば“カワイイ赤ちゃんベストショット”ランキングや、“次に絶対ブレイクするどうぶつ”ランキングなど、知りたい動物たちの“素顔”が満載の番組です。

我らがムツゴロウさんはスタジオでVTRを観ながら解説を行い、若手飼育員さんのお悩み相談にものるとかのらないとか。動物研究家界のレジェンドのアドバイスは、飼育員さんでなくても欲しいですよね。そして同番組では現在発売中のDVD、「ムツゴロウのゆかいな動物図鑑」の映像も使用予定。そこでムツさんに、動物たちの心温まるエピソードを直撃! 動物たちの“素顔”を“本域で知ること”はどういうことか、心してお読みください!

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――毎回レジェンドを観ていて思うことは、動物たち、そのコミュニティーに一体化して、家族のようになっていますよね。そこまで到達する極意みたいなモノはナンでしょうか?

ムツゴロウ:向こうがね、どういう反応をするかが一番の基本にあります。たとえばヒグマの子どもを育てたら、一年経つか経たぬうちに母親と同じような反応を僕にするかどうか。2年経ったら繁殖の時に、自分に対してどういう態度になるか、それが僕のテーマですよねえ。だから、求愛をされちゃうとビックリするわけですが、これが実にうれしいわけですよ(笑)。

――求愛って、本域でスゴい話ですよね。犬を20年飼っていましたが、僕は嫌われました。

ムツゴロウ:僕はね、動物側にどういるか、それが主眼でテーマでした。求愛だけでなく、親子とか夫婦とか友だちとか、いろいろあります。いろいろなフェーズで相手が出してくる反応がどれほどか、動物同士と同じレベルか、それを確かめることが自分のテーマ。そういうことをまとめてプレイバックしますとね、そうとうな数をこなしたと思いますねえ(笑)。

――DVD「ムツゴロウのゆかいな動物図鑑」を拝見しましたが、尋常じゃない場数でしたね。

ムツゴロウ:いやあ、よくまとまったなあと思いますね。僕のライフワークの一個と言ってもいい。だから発売になった時は、これはうれしかったです。いろいろと想い出もありますねえ。こういうことはやった人が少ないから、最初は自分でもできるかどうか不安でしたよ。

――それこそ求愛以前の段階で、まったく関係を持とうとしない動物もいましたか?

ムツゴロウ:個体の“ヒストリー”によって、反応が違いますねえ。たとえば、チンパンジー。どういう育ち方か、飼われているかどうかでも全然違いますよ。だから、そこに踏み込み、しばらく時間をかける。種類ではなく、個体によって違う、差がある、というわけですね。

――それで、しばらく時間をかけた後に、求愛レベルまで通じ合うと大成功なのですね。

ムツゴロウ:そうです。メスの発情期が来ているけれど、あるオスじゃダメだっていうことがありまして。そこで僕にやらせてくれないかと一晩説得しまして、それで翌日連れ出して交尾を始めようと努力した。すると、数時間経った後に、向こうも“燃えてくる”って話ですよ。ほどなく、交尾を要求するようになる。その時、ここまできたかって思いました(笑)。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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