生きるのに疲れた女を癒すのは“田舎男”の優しさ? 映画『セイフ ヘイヴン』に学ぶ大人の恋愛
自分にとっての「セイフ ヘイヴン=安全な場所」は一体どこなんだろう。色々な事を考えずにはいられない、新感覚のる恋愛映画がこの秋日本上陸。映画『セイフ ヘイヴン』が10月26日より公開となります。
『セイフ ヘイヴン』は、ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス主演で映画化された「きみに読む物語」などを生み出した恋愛ストーリーの名手ニコラス・スパークス、初のミステリータッチの作品。人に言えない凄惨な過去を背負ったヒロインのケイティと、妻を亡くした悲しみが忘れられないシングル・ファザーのアレックスが、美しい自然が残るノースカロライナ州のサウスポートで出会う所から物語がスタート。
ある事から逃げる為に田舎町に辿り着き、他人との接触を出来る限り絶とうと考えるケイティに、キレイな場所で育ったからなのかキレイナな心を持ち、純粋な優しさから手を差し伸べるアレックス。最初は噛み合わない2人も、次第にお互いに惹かれていき……。
アレックスを演じたジョシュ・デュアメルは、『トランスフォーマー』シリーズのレノックス大佐を演じて一躍有名になった俳優。アーティスト・ファーギー(ブラック・アイド・ピーズ)の夫としても知られており、優しい瞳と笑顔のに、ワイルドさも感じるイケメンで、彼の演技がこの作品の最大の魅力となっています。
最初に街に降り立った時はピリピリと非常に殺気立っていたケイティが、アレックスの優しさに触れて次第に笑顔を取り戻していく姿に、筆者は「やはり男性に一番大切なのは優しさだよなぁ……」なんて独りでぼやいていたのですが、この作品を観た女性なら(特に疲れてる女性……苦笑)きっと同じ感想を抱いてくれるはず。
生きるのに疲れた女性は、相手が子持ちでも恋に落ちてしまうのか? それとも、今の女性は相手が既婚でも気にせず恋愛が出来るものなのか。はたまた、田舎でののんびりとした暮らしに安心してからこその行動なのか。ケイティとアレックスの2人が迎える結末に、ただの甘いラブストーリーでは生まれない様々な感情があふれ出てきます。
秋はしっとりと映画を楽しみたい季節。ミステリー純愛ストーリー『セイフ ヘイヴン』をぜひチェックしてみてくださいね。
映画『セイフ ヘイヴン』公式サイト
http://safehaven-movie.net/
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