注目ゲーム『FF13』がファミ通クロスレビューで満点を逃す? 評価点数39点

access_time create folderエンタメ ガジェ通 デジタル・IT
ff137

日本を代表する人気ゲーム雑誌『週刊ファミ通』のゲーム批評コーナーといえば、クロスレビューだ。4人のレビュアーがひとり10点を最高得点として批評し、4人の合計点数40点が満点となっている。無論、40点は非の打ち所のない最高のゲームという意味であり、点数が低いほど評価も低いことになる。通常、ゲームの評価は発売から1週間前の『週刊ファミ通』に掲載される。

2009年12月17日に発売をひかえている注目のゲーム『ファイナルファンタジーXIII』(プレイステーション3 / スクウェア・エニックス)も今週木曜日に発売される『週刊ファミ通』に評価が掲載される予定なのだが、発売日よりも早く『週刊ファミ通』を入手した(と思われる)人物がフライング情報として『ファイナルファンタジーXIII』の評価をインターネットに掲載。以前から「満点に決まっている」と言われていた『ファイナルファンタジーXIII』の点数が明らかとなったのだ!

4人のレビュアーの合計点数は、どうやら39点らしいのだ。つまり、3人が10点でひとりが9点をつけたことになる。このことはゲーム情報ブログ『オレ的ゲーム速報@刃』にも掲載され、管理人のjin氏は「別にいいよ、最近満点連発してておかしいと思ったんだ。これくらいのほうがレビューとしては信頼できると思うしね」とコメントしている。確かに、ここ最近の『週刊ファミ通』のクロスレビューを不審に思っている人がいるのも確か。40点満点の価値がないゲームに40点満点を与え、40点満点の価値があるゲームに40点満点を与えないなど、プレイヤーからするとおかしな点数が多かったようなのだ。メーカーと『週刊ファミ通』の癒着に関しても噂が流れていたほどである。

しかし今回、『週刊ファミ通』は広告主としてもお得意さまのスクウェア・エニックスの看板ゲームに対して40点満点を与えなかった。「人気ゲームに満点を与えなかったから信用できる」というのはおかしな話だが、事実、お得意さまに満点を与えなかったわけで、今回の39点は『週刊ファミ通』の信用回復に良い影響を与えたと思われる。

記者がとあるゲーム関係者に事情を聞こうとメールをしたところ、「スクウェアは40点満点を唱えた! しかし広告費が足りない!」という皮肉コメントが返ってきた。どこから拾ってきたコメントかわからないが、本当にそうだとしたら笑えない。ちなみに、9点をつけたと思われるレビュアーは不満点として「物語が中盤まで一本道な点が惜しまれます。中盤までのギミックが少ないのも気になるところです」とコメントしているようだ。しかし、あくまでフライング情報なので100パーセント確証のある情報ではないのであしからず。少なくとも39点でも高得点であることに違いはないので、今から発売が楽しみである。

写真: オレ的ゲーム速報@刃

■最近の注目記事
「女子高生が恋愛OKな年齢の上限は27歳」に対する『2ちゃんねる』の反応
小学生が『YouTube』でマジコンを自慢する動画を掲載か
フランスのオタクショップに行ってみた! 人気はハルヒと意外なアレ【前編】
ドイツのゲームショップに突撃取材! やっぱりXbox360が最強なの?
オランダのゲームショップではXboxとWiiが強し! PSP goは見当たらず

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 注目ゲーム『FF13』がファミ通クロスレビューで満点を逃す? 評価点数39点
access_time create folderエンタメ ガジェ通 デジタル・IT
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。