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Facebookで回ってくるイイ話が怖い

Facebookで回ってくるイイ話が怖い


今回は、『はてな匿名ダイアリー』から転載させていただきました。

Facebookで回ってくるイイ話が怖い

Facebookでこんな話がシェアされて回ってきた。

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◎バスの中で言葉の暴力を喰らった

10歳の息子がある病気を持っており、車いす生活で、さらに投薬の副作用もあり一見ダルマのような体型。

知能レベルは年齢平均のため、尚更何かと辛い思いをしてきている。

本日、通院日でバスに乗ったとき、いつも通り車いすの席を運転手が声かけして空けてくれたんだが、どうやらそれで立たされた人がムカついたらしく、ひどい言葉の暴力を喰らった。

・ ぶくぶく醜い
・ 何で税金泥棒のために立たされなきゃならないの
・ 補助金で贅沢してるくせに
・ 役に立たないのになんで生かしておくかなあ?

それもこちらに言ってくるのではなく、雑談のように数人でこそこそ。

それがまだ小さい子連れの母親のグループだった。

息子が気付いて「お母さん降りようか?」と言ってくれたんだが、実は耳が聞こえにくいため、声が大きく発音が不明瞭な息子に今度は普通の声で「きも!」と言われたよ。

あまりのことに切れて「何か息子の件でご迷惑でも?」と言ったら、笑いながら「何か?だってwwうけるwww」と嘲笑された。

さらに「うちは娘だから、あんなのに目付けられたくない」「アタマがないからレ●プされても泣き寝入りだもんね~」とも言われた。

さすがにもう降りようとしたら、運転手さんがバス停に止まって「えー、奥さん、ここで降りてください」と言われる始末。

『あーもーいいや、苦情だけ入れて二度とこの路線使うもんか』と思いながら車いすを外そうとしたら「あ、お母さんじゃなくて」と私を見て運転手さんが続けた。

「後ろの奥さん方、あなた方が乗ってること自体が他のお客さんに迷惑ですので、こちらで降りてください」

私ポカーン、息子もポカーン、指された子連れママたちもポカーン。

そしたら後部から「さっさと降りろ!うざいんだよ!」「食べこぼしは片付けて行きなさいよ!」「ほらさっさと行きなさい!」との声が聞こえてきた。

さらに降りるときに運転手さんに「クレーム入れてやる!おぼえとけ!」と言ったら「はいどうぞ。乗車賃いりませんからさっさと降りてください」と言われてた。

その人たちが降りてからお礼を言ったら「迷惑行為排除は私たちの仕事ですから気にしないでください」と言われてしまい、もう私涙目。

冷たい視線ばかりと思ってたのに、世の中捨てたもんじゃないと思った。

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読んでゾッとした。

2chとかでよくあるイイ話系のコピペで、この話自体嘘八百だろうな、と思う。

悪口の内容もありえないし、小さな女の子を連れた母親が、「アタマがないからレイプされても泣き寝入りだもんね~」なんて、言わないと思う。

ちょっと、信じられない。それから、後ろに座ってた人達の罵声による応戦。・・・感覚的に、信じられない。

そしてまあお決まりのようにかっこいいバスの運転手。・・・どうしてこの手の話って、バスの運転手やタクシー運転手が、殊更に美化されとるんだ。

この話がもし本当にあったのだとしたら、酷いし、この母子の気持ちを考えたら本当にやるせないのだけど、バス運転手が途中で子連れお母さんグループを降ろすのはちょっとやり過ぎだし、(小さい子いるんだよね?)後部座席の人達も酷いし、その人達が降ろされた後に本当に気まずい思いをするのはこの母子だと思う。

で、この手の話がほぼ間違いなく嘘であるという事を前提に、なんでこーいうイイ話が作られて、たくさんの人に絶賛されることが気持ち悪いと思うのか、考えてみる。

こういう勧善懲悪系の話って、完全なフィクションで、現実にはありえないような(漫画、アクション映画、ヒーロー物など)設定だったり、バイオレンス物や復讐系の話で悪役が極悪非道だったりしたら、私は受け入れて感動したり楽しむ事ができる。(あまり好きではないけど)

でも、現実に起こりそうな話で、しかも悪役は普通の一般人で、咎められる事は暴力や犯罪行為でなく「悪口」や「マナー」。

そして、そういう現実的な勧善懲悪である「イイ話」の作り手は、それを「フィクションです」と言う事はなく、あくまで「実話です」という体でこちらに提供してくる。

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