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賢い人間が馬鹿な人間を賢い人間よりも賢くする

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賢い人間が馬鹿な人間を賢い人間よりも賢くする


今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

賢い人間が馬鹿な人間を賢い人間よりも賢くする

以前下記のエントリでこんなことを書いた。

「続・花は美しいか」 2011年11月15日 『メカAG』
http://mechag.asks.jp/438309.html

一般に女性よりも男性のほうが論理的思考力が高い傾向がある。それは男性のほうが空間認識力が高いからであろう。しかし男性の方が空間認識力が発達しているというよりも、女性が空間認識力が退化しているのではないだろうか、と。

空間的な思考に頼る男性よりも、散文的な叙述的な思考に頼る女性の方が、情報処理能力としては高度なはず。空間認識というのは動物でもできるわけで、むしろ男性のほうが叙述的思考が未発達だと言ったほうが的確なのではなかろうか。

前方にいる獲物が左に逃げたから、追いかけるには左斜め前に走ればいい。こんな思考動物でもできるよね(苦笑)。でもこれを獲物が座標○○の位置にいて、移動ベクトルが○○だから、最短移動距離と追いつくまでの時間を求めなさいとかなると、途端に「あー面倒くせー」となる。

   *   *   *

ところが男性が論理的思考に長けているのは事実なわけで、言ってみれば下等な思考をする方が「成果」を出しているという不思議な状態。

思うに、叙述的思考は触媒となって空間的思考の威力をパワーアップしているのではなかろうか。叙述的思考をする人間がいなければ、たぶん空間的思考をする人間だけでは動物と同じで単純な思考しかできない。

叙述的思考をしてくれる人たちがいるので、それを基盤として最後の仕上げとして空間的思考をすることで、とんでもない威力を発揮する。いってみれば非論理的な思考をする人々が、論理的思考の威力を発揮できる環境を整えてくれているわけだ。しかも実は非論理的な思考の方が高度な思考。

   *   *   *

で、この話。

「リア充 vs 非リア充」 2013年03月26日 『メカAG』
http://mechag.asks.jp/540923.html

人間には外向的タイプと内向的タイプがいるという話。思うに外向的タイプというのは動物的な思考なのではなかろうか。基本的に外部とのインタラクション(相互作用)に依存した思考だ。他人に何か相談していると、しゃべっている内に自分で答えが出るなんてのはこの典型だろう。

一方内向的思考というのは、おそらく相当高度な思考。外部からの刺激ではなく、すでに持っている内部の情報をこねくり回して思考をする。昆虫とか爬虫類のように外部からの刺激に単純に反応しているような動物には、このタイプの思考はできない。

   *   *   *

「夢を見れる」動物かどうかがこの分かれ目になるかもしれない。夢というのは基本的に外部からの刺激をシャットアウトした状態で、自分の脳内の記憶だけを頼りに情報処理が行われるはずで、それだけの記憶(情報)を保持できる脳をもっていなければならない。

感覚遮断といって外部からの刺激を極力排除した状態に長時間人間を置くと、正常な人間でも幻覚が現れるという。脳は刺激を欲しがるのだ。だから外部から刺激がないと自分で作り出す。夢もそれの一種なのだろう。そして人間の思考自体が夢と同じ状態なのだろう。

人間はそうやって(外部の刺激に対する単純な反応でない)「思考」をしているのだ。外部からの刺激を極限まで絞り込んだ状態で、人間はようやく「考え」られる。内向的人間はそういう状態を好み、無意識にそういう環境を作り出しているのだろう。

外交的人間はそれができないので、常に誰かと喋ってないと正常な思考を維持できない。それが幸いして人間同士の活発なインタラクションを生み出し、社会ひいては文明を構築しているわけだ。

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つまり内向的人間の方が生物としてはより進化した存在なのだ(リア充、ざまぁwwww。この1行が書きたかったんだよ!!!)。外向的人間というのはむしろ未発達な人間。

ところが冒頭の空間的思考と叙述的思考と同じように、原始的な存在であるはずの外向的人間の方が、表面的には成果を出しているように見える。内向的人間がその基盤を整えているからこそ、外向的人間がそれらを利用し最後のひと押しをして完成させることができる。

もし内向的人間がおらず、外向的人間だけなら、きっと動物の群れとたいして変わらない原始文明のままだったろう。学問だって純粋な理論の研究に魅力を感じる人もいれば、応用することで社会に役立ててこそ学問だと考える人もいる。金になるのは後者だろうけれど、前者の人は金儲けにさして興味はないだろうし。

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そもそもなんで人間は金が欲しいかというと、外界とインタラクションするためだと思うのだよね。金があれば外部に働きかけて、いろんなことができる。外部とのインタラクションこそが生きることの唯一の存在意義と考えている外向的人間にとって、金は非常に重要。もう自分の存在価値そのものに近いかもしれない。目立ちたいとか主導権を取りたいというのも、外界とのインタラクションを重視する結果だろう。

でも内向的人間は自分の脳内で考えることに力点を置いているから、そこまで外界とのインタラクションの手段としての金の必要性を感じないかもしれない。欲がないというよりも欲の方向が違う。結論としてリア充爆発しろってことで。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年04月09日時点のものです。

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