手帳や本の背表紙に“おんぶ”するペン『ONBOOK/おんぶっく』発売へ
手帳や本にクリップで留めておいたペン、いざ使おうとするとズレたり外れたりしてしまうことはありませんか。トンボ鉛筆は、そんな手帳用のペンに対する不満を解消する、背表紙と一体化するペン『ONBOOK』を10月19日より発売します。ノック式油性ボールペンとシャープペンシルの2種類で、カラーはともに、ブルーグレー、チェリーピンク、ココアブラウンの3色。メーカー希望小売価格は367円(税込み)です。
ペンの胴軸(ボディ)は、ほとんどの場合が円柱型か角柱型ですが、『ONBOOK』はへこみのある形状で、断面は“そら豆型”。へこみの部分は背表紙にはまるく、表紙(平面)の場合は2列の突起が密着して手帳などに一体化します。背表紙につけてみると、ちょうど“おんぶ”する状態に似ていることから『ONBOOK(おんぶっく)』と名づけられました。
クリップは厚さ0.6mm、幅4mmのスリムな金属クリップで、背表紙のすき間に差し込みやすい角度の折り返しがついています。手帳や本を閉じると背表紙のすき間が引き締まるため、ペンは脱落しにくくなります。また、クリップはペンの尾端から2mmの位置に固定されているので、手帳や本からわずかしかはみ出しません。
従来の手帳用ペンは、短く細いために書きづらいという不満点を補うため、全長133mm、胴軸は約7mm×8.5mmとフィット感のある太さに設計されています。シャープペンシルは、0.5mm芯のノック式で、芯と一緒に先端も引き込むスライド式を採用、半円型の消しゴムが付いて重さは6.6g。ボールペンはノック式(解除はサイドボタン式)の0.7mmボール、リフィル式の黒インクで重さは6.8gです。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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