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ドイツで初対面の人に「泊めてください」ニコニコ生放送をした男 / 報告ファイル2

お城と伊予柑さん

今年6月1日から30日までの1か月間、いろんな人の家を一泊ずつ泊まり歩いてそこからインターネット生放送をおこなう、というトンデモ企画を実施して話題になった伊予柑さんが今度はドイツへ飛んで、そちらで「泊めてください」をやっているとのこと。はたしてうまくいくのでしょうか? 以下、伊予柑さん本人からの寄稿です。数回にわたり、お伝えしていこうと思います。

お城生放送

お城からも生放送できる? ドイツの最新通信事情

日本の友達に、ドイツ観光の様子をリアルタイムで届けたい――未来のことだと思っていたそんなことが、実はもうできるようになっているのです。

この連載はドイツで『ニコニコ動画』ユーザー生放送を使って突撃放送をしている筆者がお送りする旅行記です。先日、ドイツのハイデルベルグ城から『ニコニコ動画』ユーザー生放送をしました。動画はカクカクで1秒間に1~3コマでしたが、音声はクリアに入り、その場にいる興奮を日本に届けることができました。「もっと塔を映して!」なんてコメントに応えられるのも、生放送のいいところです。

今回はドイツで生放送するための装備を紹介します。海外で放送したい奇特な人はもちろん、出張を控えたサラリーマンのかたや、ヨーロッパ旅行に行きたいかたのお役にたてば幸いです。

伊予柑さんのPC

パソコン(PC)はASUSの『EeePC 1000H』(実売48,000円程度)を利用しています。ネットブックながら電池が実測5時間程度持つのが魅力的です。ヨーロッパの240Vの電源でもそのまま充電できます。放送用カメラはロジクールの『Qcam Pro 9000』(実売8,500円程度)、安価軽量ながらオートフォーカス&自動ホワイトバランスが使いやすいwebカメラです。マイクはソニーの『ECM-PC50』(実売3,000円程度)、値段のわりに音質がいいと評判のコンデンサマイクです。

回線ですが、『ニコニコ動画』ユーザー生放送は上り380kbpsあれば安定した放送が可能となります。380kbpsはニコ動の閲覧やメールでの添付ファイルのやりとりがそこそこできるレベル、だとおもってください。今回は無線LANとHSDPA(携帯回線を用いた高速ネットサービス)の2種類の回線を契約しました。

通信端末

無線LANは『t-mobile』という日本の『docomo』のような事業者と契約しました。契約はとても簡単で、ホットスポットで無線LANに接続し、自動的に出てくる画面に必要な情報をいれて、クレジットカードで支払うだけ。29ユーロ(約4,000円)で30日間使い放題となります。回線速度は空港で下り750kbps、上り440kbps。動画閲覧も生放送も快適なレベルです。ホットスポットは空港や駅、マクドナルドなどに設置されているので、突然ドイツ出張を命じられたニコニコ動画中毒者も安心です。

HSDPAはO2(オーツー)という日本の『au』のような通信事業者が提供しています。USBスティック端末が60ユーロ(約8,000円)、利用料は事前払いで、1日だけなら3.5ユーロ(約500円)、1ヶ月なら25ユーロ(約3,300円程度)で使いたい放題です。通信速度は場所により大きく違いがありますが、下り150kbps、上り100kbpsといったところ。生放送にはギリギリです。ほかの事業者も同様のサービスを提供していますが、O2が最も安価です。お店はどの都市にも数カ所あり、窓口で「プリペイド、USBネットスティック、プリーズ!」といえば出てきます。携帯電話の回線を使っているのでどこからでも通信でき、契約に日本のような2年縛りもありません。旅行者だけでなく、留学生などもよく契約しているようです。

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