自転車になんでも取り付けちゃうぞ! 『デジカメスタンド』を付けて撮影してみた

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自転車用デジカメスタンド

フカミンです。自転車になんでも取り付けちゃうぞ~! っつーわけで、今回はデジカメの取り付けと実際の撮影に挑戦したいと思う。お借りしたのは、サンワサプライさんの『自転車用デジカメスタンド200-CAM008』だ。最近はマリンスポーツ用に、腕や脚に巻き付ける防水タイプの小型ムービーカメラなんかもあるらしい。さらに、ヘルメットに取り付けたり、胸ポケットに忍ばせたりするタイプの小型カメラもある。胸ポケットタイプのカメラはどういうシチュエーションで使うのかさっぱりわからないけど、スポーツのときに使えるカメラってのはなかなか面白いもんじゃないだろうか。たぶん。僕はスポーツのときに撮影とかしたことないので想像だけど。

まぁそんなわけで、四の五の言ってる間にとっとと撮影せぃ、ということで、週末の土曜日に自転車へこいつを取り付けて撮影に行ってみたぞ。天気は曇りで、なんだか雨が降りそう。しかも嫁さんがこの後、パーマ屋さんの予約を入れているらしく、「何すんのかわからんけど、はよ帰ってきてやー」と言われつつの撮影だ。そんなわけで、ちょっとアセりながら撮影をおこなった。こころなしか早口で、自転車のスピードが速いのはそのせいだ。

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結論を言うと、はじめて自転車にカメラを搭載して撮影して回った動画を後で見直して、僕はすごく感動した。自転車で走っているとふと面白いアイデアが浮かんだりすることもあるけど、そういうのを素早くメモするのにも使えるかもしれない。また、自転車で走ってる時間を記録できるという体験はすごく面白く、これまで「眺めて終わり」だったものが記録できることによって新たな輝きをもってくるように感じた。単に体感的に楽しい場所だけじゃなくて、カメラ視線でみて楽しい場所にも行きたくなってくる。

ただし、自転車を漕ぎながらカメラに向かってしゃべり続けていると、道行く人たちにすごく変な目でみられるので、そこは我慢しなくてはいけない。でも実際、そんなのは10分も走っていれば楽しさが上回ってきてどうでもよくなってくる。どう見られようが別に構わないさ。俺は俺の道をいくんだ。別に誰にも迷惑かけてないからね! ぐらいの割り切りが自分の中でできるかどうか。そこが分かれ目である。僕はそこんとこ割り切ってしゃべり続けた。そうやってしゃべり続けていると恥ずかしがっていた自分自身に決別できる瞬間が現れる。ただ、後でじっくり考えて気づいたんだが、別にカメラが回っているからって無理にしゃべる必要はないかもしれない。というより、普通はしゃべらずに静かに撮影すると思います。

さてこの『自転車用デジカメスタンド200-CAM008』ですが、どのようにして自転車に固定するかというと、ベルクロテープという、いわゆるマジックテープみたいなものがついていて、これでハンドルなどにぐるぐる巻きにして止める。割と長いテープなので、柔軟に対応でき、どんな形のハンドルでもつけることはできると思う。ただ、一度とりつけてしまうと角度の調節などは難しい。左右にちょっと振るぐらいであれば可能であるが、それ以外の角度調整は、とめる際にちゃんとやっておかないといけない。また、テープ式なので、止められるデジカメはできるだけコンパクトな方がいい。僕はSANYO ザクティのHD1010を取り付けてみたが、この本体重量が260gほど、重さとしてはここらへんが限界ではないかと感じた。試しにSONY のハンディカムHDR-SR1をとりつけてみたがこれは本体重量640gと、自転車に取り付けるには少々無理があった。走ってみると振動でカメラがずれてきて、さらにHDD記録タイプの宿命か、記録飛びが発生していた。自転車にとりつけるとすればメモリタイプのカメラで、できれば250g以下のものを選択するとよさそうだ。自転車にカメラをマウントする装置は他にもいくつかあるが、高額なので、この1480円(税込,2009年8月13日現在)という価格を考えるとお得かも。夏休み、あなたもこれを自転車につけて颯爽(さっそう)と走ってみてはいかが?

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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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