ブリヂストンのおしゃれな“電動”小径自転車『ベガスE.A』
昨年のガソリン価格の高騰、いつまでも終わりの見えない不況の波……そこで注目されているのが“燃料はカロリーだけ”の自転車通勤だ。燃費がかからず渋滞も関係なく走れるため、お金と時間の節約になるというメリットもあり、価格も少し高めのシティサイクルやマウンテンバイクを買う人も多いという。
自転車通勤は、気になる体脂肪も減らせるだけでなく、お尻の筋肉を使うことでヒップの引き締めや腰痛の原因解消にも効果がある。わざわざジムに通わずに朝夕の通勤で運動ができるのもうれしいけど、自転車で東京をはじめ坂の多い市街地を長く走るのは、運動不足の体にはちょっとツライもの。「自転車で会社に着いたらハァハァするかも……」と不安を感じる人におすすめしたいのが電動アシスト自転車だ。
“電動アシスト”と聞いて「えー、あのママさん向けのいかにもなやつ!?」と敬遠するなかれ。ブリヂストンサイクルが5月20日に発売する『ベガスE.A』はちょっとおしゃれな小径車なのだ。
かつての電動アシスト自転車といえば、大きなバッテリーが装着された“ママチャリ”スタイルのものが主流だったが、『ベガスE.A』は若年層向けに耐えうるコンパクトでシャープなデザイン。“地球に優しいおしゃれな自転車生活”を提唱する『Relaxy Bike Project』のひとつだ。昨年12月に改正された道路交通法の新アシスト基準に対応、時速10kmの低速域で人力に対するモーター力の比率が最大1:2に(従来は時速15km域で最大1:1)まで出ることにより、坂道を登るときにも疲れてふらつくこともなく走れるという。
充電には“つぎ足し充電”ができるリチウムイオンバッテリー(2.9Ah)を採用。走行にあわせてアシストモードが選べる『オートエコモードプラス』使用時であれば、1充電あたり30kmの走行が可能だ。スタンド式の充電器を使うため、携帯電話と同じように簡単に充電ができるのも便利だ。
フレームカラーは、『レッド&ベージュ』他2色。タイヤは20インチで3段変速付きだ。標準販売価格は8万6800円(税込、充電器7350円含む)とちょっとお高めだが、お金と時間の節約や運動不足&ストレス解消ができると思えばこのお値段も回収できそう? ともあれ、気になる人は販売開始後に一度試乗してみてはいかが(このニュースの元記事はこちら)。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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