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【東電原発事故で人が住めなくなった町】大熊町『一日だけの避難所』

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大熊町『一日だけの避難所』

東京電力の原発事故によって影響を受け、人が住めなくなった地域の今を写真で紹介します。原発事故は、まだ続いているのです。

大熊町『一日だけの避難所』

福島第一原発の1号機から4号機が立地する大熊町。その役場は除染作業の拠点となり、既に昨年末からの作業で役場自体の除染も終わっている。とはいえここは原発3キロ地点なので線量は除染をしても3μSv/h前後を記録していた。
役場の裏手に体育館があり、「想い出の品一時集積所」という張り紙がしてあった。

想い出の品一時集積所

たまたまドアが開いていたので中を見てみると、ブルーシートが敷かれており、3月12日の午前中までは避難所として機能していたようだ。原発に一番近い集落の一つである夫沢地区の住民などが避難していた。

一日だけの避難所

残された布団のそばに、2011年3月12日付けの福島民友新聞が置かれていた。

3月12日の新聞

今年の3月、震災一年を経て慰霊祭を大熊町役場が行った際に、この体育館に住民の人たちが残置していったものをここで一時保管したため、「想い出の品一時集積所」という張り紙をしたようだ。日記や手帳、学校の制服などが残されていた。

津波の泥をかぶった小銭や携帯電話。

泥をかぶった小銭や携帯電話

残されていた日記。3月10日までの記録がある。「今朝も地震有り。津波注意報発令」の文字。

残されていた日記。3月10日の記述。

体育館前のアスファルトは、除染のため削り取られていた。

体育館前のアスファルトは、除染のため削り取られていた。

大熊町役場入り口にはこんな看板が。

役場入り口にあった看板

体育館の外観

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※「原発20キロ圏内のリアル」は、福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けする連載企画です。

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