「コミケのエッチな紙袋で帰宅するのやめて!」 地元民の悲痛なツイート
明日から始まるコミックマーケット。毎回取材に行っているガジェット通信だが、今回も取材に行くぞ。そんな世界最大のオタクの祭典『コミックマーケット』だが、地元の人が悲痛の叫びをしているのが『Twitter』で判明した。
コミックマーケットは会場でグッズを買うと(特に企業ブース)、企業が宣伝用に大きな紙袋をくれるのだ。ファンはそのメーカーが好きなためもちろん会場内をウロウロする。それだけでなく勇気ある者は外でも紙袋を肩にかけてウロウロ、更には帰宅中も萌え萌え紙袋のままなのだ。いや、企業からしたら良い広告塔になってくれているのでありがたいのだが、実はこれに対して迷惑している人もいるのだ。最寄り駅近くに住むとしている某氏がツイッターで次のように発言。
“コミケ会場へ行く駅の地元民です。地元民からお願いがあります。楽しい戦利品を、いかがわしいエッチな紙袋でお持ち帰りの方々、どうかその紙袋の変わりに別の紙袋でお帰り頂けませんでしょうか?駅には子供もいます。エッチなものはどうか目に見えない配慮の程、お願いします。”
と、エッチな紙袋を子どもの目の届かない様に配慮してほしいとのことだ。一応『コミックマーケット』会場内には恥ずかしがり屋さんのためにごく普通の紙袋も販売されているのだが、そんなの買うのは邪道だとしている者も多いらしく、エッチな紙袋のままゆりかもめや、りんかい線に乗車してしまうのである。
これはディズニーランド効果といい、「皆がやってるから大丈夫」と言う心理が働いているのだ。ディズニーランドでミッキーやミニーちゃんの耳を付けて喜ぶが、舞浜駅に帰宅途中に夢の世界から目が覚めて少しずつ耳を外すという光景をみたことがあるだろうか。それと同じである。
しかし耳と紙袋との違いは、「しまいようがない」のである。つまり帰宅したらそれまで、我に返っても予備の紙袋を用意しているなどの対策をしていない限り、どうしようもないのだ。
確かに企業ブースにはアダルトゲームメーカーも多く出展しており、パンツが見えていたり更にはもっと過激な描写のイラストが描かれている紙袋も存在する。企業側や紙袋を配布するサークルにも責任があるかもしれないのだが、地元の人がこのように迷惑していると言うことは知って置いた方がよいぞ。
コミックマーケットと言えば、過去に徹夜組大騒ぎし地元の人に迷惑を掛けた過去もある。元々徹夜で並ぶのは禁止されているのだが、それでも徹夜組は後を絶たない。折角のコミックマーケットなので、終わったあともスッキリするようにしたいね。
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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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