ポーランド政府観光局が日本のマスコミに苦言 「ネットで調べられる事柄ぐらいはご自身でもお調べになられては」

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サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で1次リーグH組の日本は、いよいよ今夜、日本時間午後11時よりボルゴグラードで行われる最終戦でポーランドと対戦する。2大会ぶりの決勝トーナメント進出がかかった一戦とあってマスコミ各社の報道も過熱する中、ポーランド政府観光局のとあるツイートが波紋を呼んでいる。

「FIFAの件でTVからたくさん電話が来ます。」と述べたポーランド政府観光局東京支局の公式『Twitter』(@PolandTravel_jp)は、「ただ、今日の試合の関連番組制作で、リサーチのできるポーランド語人材が見つからないため丸投げの印象が非常に強く遺憾です。」と不満を吐露。続けて、「だれでもネットで調べられる事柄ぐらいは『なる早で全部お願い』ではなく、ご自身でもお調べになられてはいかがでしょうか?」と苦言を呈した。

まるでテレビ局の番組制作スタッフに駒扱いされているかのような内容に、日本人のユーザーからは「本当にごめんなさい」「同じ日本人としてお恥ずかしい限りです…」「日本のマスコミがご迷惑をおかけしてるようで申し訳ないです」などと代理でお詫びするコメントが相次いでいる。

同アカウントはさらに、「それからもう一つ。#FIFA2018 の件で当局に電話をかけてこられる番組制作会社の皆さんは、ほとんどが電話番号非表示でかけて来られますが、これはいかがなものでしょう?」と、マスコミの取材姿勢についても疑問を投げかけた。ネット上では、「電話殺到するだけでも面倒だろうな」「ここまで言うって事は多分電話番号調べる間にググれカスレベルの事聞いてると思う」などと同情の声が集まっている。

しかし最後には、「#FIFAワールドカップ 、今日の日本VSポーランドは、結果は勝ち負け、引き分けのいずれかが出るとしても、何よりも両国のチームと選手の皆さんがベストコンディションで気持ちのいい試合ができれば最高だなって思います。」と、両国の健闘を祈るツイートを投稿している。

※画像は『Twitter』(@PolandTravel_jp)より引用

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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