米大手ベーカリーメーカーと提携でさらに期待高まる食品3Dプリンター
3Dプリントの食品分野への進出が目覚しい中、ベーカリー関連サービスの米大手CSM Bakery Solutionsと3D Systemsが、共同で新たなフード3Dプリンタや材料の開発や販売で提携を図ることを発表。今後の製品について注目が集まっている。
・3Dプリンターとして注目を集めた3D systems
3D Systemsは、これまでにフード3Dプリンタ「ChefJet Pro」などを開発。「ChefJet Pro」は、水・砂糖・フレーバー・着色料を投入することで、さまざまな形・色・風味のキャンディや砂糖菓子を作るプリンタということで話題を集めた製品だ。
・提携によって広がる可能性
CSMベーカリーソリューションズは、世界100カ国以上の食品業界へクオリティの高いベーカリー原料やサービスを提供していることで知られている。同社の技術や原料、流通ルート等の強みを生かし、3D Systemsと新たなフード3Dプリンタを開発していく構えだという。すでに食品市場に焦点を当てた製品の開発を進めているということで、ベーカリー市場のみならず食品市場に改革をもたらす革新的なフード3Dプリンタの開発に期待が集まっている。大手食品メーカーと提携することで、3Dプリンタ可能性もさらに広がっていくのではないだろうか。世界を拠点にする大手食品メーカーだからこそ持つ可能性にも期待したい。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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