「政治家はコートを着てはいけないというルールがあった」 水島広子元衆議院議員が選挙戦の思い出をツイート
政治家にとって最も大事な選挙。駅前での演説、街宣車で名前を連呼、一人でも多くの有権者に握手……といった戦いの手法は、ネット選挙が解禁された以後も劇的な変化は見られないのではないでしょうか。
民主党から2期に渡って衆議院議員を務めた精神科医の水島広子さん(@MizushimaHiroko)によると、選挙区だった栃木1区(宇都宮市など)では、「政治家はコートを着てはいけない」という暗黙のルールがあったといいます。その上で、次のようにツイート。
私にとってのヒーローは、厳寒の時期にスーツだけで街頭演説していた私に「そんな格好では寒いでしょう」と言ってくれた男性。「栃木では、政治家はコート着用を許されないようです」と答えた私に、「新しい政治を作りたいのならそういうところも変えていかなくちゃ」と。
— 水島広子 (@MizushimaHiroko) 2017年2月18日
私にとってのヒーローは、厳寒の時期にスーツだけで街頭演説していた私に「そんな格好では寒いでしょう」と言ってくれた男性。「栃木では、政治家はコート着用を許されないようです」と答えた私に、「新しい政治を作りたいのならそういうところも変えていかなくちゃ」と。
また、味方陣営からのプレッシャーも相当だった模様。続いてのツイートで水島さんはこのように振り返ります。
赤絨毯を踏むためには、どれほどの犠牲も払ってもらうよ、ということを味方陣営(労組、市議)から言われたこともある。なんか、目的意識が完全に違っていた。
— 水島広子 (@MizushimaHiroko) 2017年2月18日
赤絨毯を踏むためには、どれほどの犠牲も払ってもらうよ、ということを味方陣営(労組、市議)から言われたこともある。なんか、目的意識が完全に違っていた。
水島さんは、父親の水島裕氏も自民党で参議院議員を歴任し、祖父も東京大学名誉教授で文化勲章受章者という名家出身。それでも選挙戦のルールに違和感を感じたようです。
水島さんが栃木1区から立候補して、現衆議院議員の船田元氏(自民党)を破って当選したのは2000年の第42回衆議院議員総選挙。現在から17年も前のことになるので、こういったルールがまだ残っているのか、気になるところです。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/MizushimaHiroko/status/832965766475493376 [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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