『ニコン巻き』って知ってる? ストラップがスッキリする巻き方の“完全形”
カメラのストラップって、みなさんどうやって巻いているでしょう。 試しに一番近くにいたスタッフに聞いてみたところ……
「ストラップ、ですか?カメラの? (しばし思考)うーん、さすがに覚えてないですね。普通に巻きましたけど。」
……まあ、そうですよね。“普通”に巻くけど、そんなのいちいち覚えてないのがそれこそ普通。というか、巻き方にバリエーションがあるということ自体、知らない人がほとんどでしょう。
今日紹介するのは、まさしく、カメラストラップのバリエーションの一つであり“完全形”といえる巻き方である『ニコン巻き』。
『ニコン巻き』は、報道結び(報道巻き)、プロ巻きなんて呼ばれ方もしています。これらの名前から、プロカメラマンが愛用している巻き方なのであろうことは察することができます。
この巻き方の一番の特徴は“ストラップの端が外に出ない”こと。よくある巻き方だと、ストラップエンド(つまりヒモの端っこ)がブラブラと外側にぶら下がっています。ニコン巻きに変えることで、今までの巻き方よりもスッキリしていることに気づくはず。
また、カメラを構えた時に、ストラップの端が目に入る心配もありません。(ピラピラした端っこが顔に当たったりするので、実は結構邪魔なのだ)
巻いてみよう!
実際の手順を示した動画はこちら。
https://youtu.be/Olf3Mu8Zp6E
今回、ニコン巻きについて教えてくださったのは、ニコンカレッジ講師でもあるフォトグラファー上田晃司先生。
まず、ストラップをカメラボディの下から通し、「ロ」の字の留め具の中を通します。
ここまでは、普通の締め方と一緒ですね。今度は、「日」の字の留め具(アジャスター)にストラップを通しますが、「カメラから遠いほう」から通します。ここがニコン巻きの最大のポイント。
ストラップの端っこが外側のストラップに挟まれる形になれば成功です。
このあと、ストラップの先端部分を再び「ロ」の字の留め具に通すと完成です。
(※部品の大きさによっては通らないこともあります)
いかがでしたでしょうか。「ニコン巻き」という名前こそついていますが、どんなカメラのストラップにもおすすめです。
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