そのリアルな振動・動きに戦車好き心が騒ぐ! MX4D『戦車ライド』に乗ってみた
映画館で戦車体験が出来ちゃうアトラクション4D『戦車ライド』が、いよいよ明日9月2日(金)TOHOシネマズ新宿、六本木ヒルズほか、全国のMX4Dスクリーンにて公開。今回は、一足お先に本作を体験してきた筆者による感想&注目ポイントをご紹介します。
【『戦車ライド』とは?】
本編のほとんどにシートアクションを採用し、走行シーンや榴弾砲に撃たれる衝撃など、観客はまるで戦車に同乗しているような感覚をノンストップで体感。富士山麓や阿蘇山など、実際の演習地と同じ地形を背景に、自衛隊OB会や制式戦車開発担当者の取材協力の下、調整に調整を重ね、限りなく本物に近いライド感を再現している、未だかつて無いMX4D作品。
観客は「74式(ナナヨン)式」に乗り込み、性能に大差のある「10(ヒトマル)式」に立ち向かうという設定で、シートに乗り込みます。
「74式」と「10式」は、全長や車体長などはほぼ変わらないものの、速度は74式が53km/h、10式が70km/hとスピードは10式の方が上。主砲と副武装(つまり、戦車についている機関銃など)のスペックの差も大きく、射程距離にも格段の差が。つまり、74式と10式が実際に戦ったら74式には勝ち目が無い……という事なのですが、映画の中ではどの様にして戦っているかに注目です。
筆者はこれまで、MX4D含め、4Dでの上映を6回体験しており、そのうち2作品は4D専用作品(『ボクソール ライドショー~恐怖の廃校脱出!』と『雨女』)という事もあり、4Dの動きはそこそこ知っているつもりなのですが、本作『戦車ライド』が面白いなと思ったのはその“リアルさ”。4Dで映画を観ると、たまに「いっぱい動してあげよう!」というサービス精神に疲れる時がありますが、『戦車ライド』は本当に戦車に乗っている様なリアルな振動・動きに徹底的にこだわっています。他の4Dギミックに比べると若干大人しく感じる箇所もあるかもしれませんが、そのリアルさこそが本作の魅力なのでは無いかと筆者は感じました。
さらに、戦車に乗って、敷地を移動したり、相手を攻撃したりする様子を自分視点で観る事が出来るので、FPS的な楽しみ方も出来ます。「こうやって味方機に指示を出したり、連絡取り合うのか!」と、戦車について学べるというワケ。
とはいえ、10式にやられかけて74式が全弾を使い攻撃するシーンなどは激しく揺れては気力満点! 実際の座席がどういった動きを見せるのかは、出演の吉田凜音さん、高橋胡桃さん、安部一希さん、とお笑い芸人のサンシャイン池崎さんが体験した動画をチェック。「戦車に乗った時も驚いたけど、この映画も驚いた!」とキャスト陣が太鼓判を押す、迫力の映像と動きはぜひ映画館で確かめてみてくださいね。
ちなみに、迷彩柄の洋服や小物などを身につけて、戦車気分を高めて行くのもオススメ。上の写真は、にわかサバゲー好きの筆者なのですが、ここまでは無理でもちょっとなら……。ね!
揺れる・動く・爆発する?! 『戦車ライド』体験動画
https://www.youtube.com/watch?v=Wr519tgKRrs
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。