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地雷処理にかかる時間1000年を10年に短縮!?地雷処理ドローン「Mine Kafon Drone」が開発へ

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地雷というのは、非常に厄介な兵器である。一度地面に埋めてしまえば、記録でもつけていない限り探しようがないからだ。

もちろん金属探知機を使った地雷処理は行われているが、数万個という数の地雷を人力で一つ一つ処理するには限界がある。そうした理由で地雷の処理は進まず、今も毎日10人がどこかで地雷の犠牲になっている。

そんな悲惨な現状が、もうすぐ改善されるかもしれない。

地雷を空から探知

クラウドファンディングサービス『Kickstarter』で、ある斬新なドローンの開発プロジェクトが発表された。

そのドローンの名は『Mine Kafon Drone(以下MKD)』。地雷除去専用ドローンである。

MKDは、自己完結型ドローンだ。すなわち地雷原の3Dマッピングと地雷の個別探知、そして爆破処理に至るまでの作業を1機で完徹させることができる。

地雷の正確な位置を探知したのち、小型起爆装置を地雷の上に置いて爆破させる。ドローンは即座に現場を離れるから、損害が及ぶこともない。

1,100年を10年に短縮

地雷による犠牲者の79%は、一般市民である。軍人は18%、地雷処理技術者は3%に過ぎない。地雷で最も苦しんでいるのは、子供を含めたごく普通の人々である。

現在行われている人力除去では、全ての地雷を処理するのに1100年かかる試算だ。3Dプリンターでの量産を前提にしているMKDは、11世紀にも及ぶ作業時間をわずか10年に縮めることができるという。

アンゴラやカンボジア、アフガニスタンなどで今も罪なき市民を苦しめている地雷は、いずれMKDによって完全駆逐されるだろう。

Kickstarter

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