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“ホワイト職場”も本当は“ブラック”かも!? 常見陽平氏が語った「職場」について

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仕事をする上で、切っても切れない存在の「職場」。会社勤めの人はもちろん、フリーランスで働く際にも仕事をする「場所」は必要になってくるので、ある意味「企業」などを考えるよりも重要な要素になってきます。
そんな「職場」について正規・非正規雇用を問わず20代の働く人が千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏と一緒に考えるという座談会を連合が企画。2016年6月15日夜に東京・表参道のTOWN DESIGN CAFEで開かれました。

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「人生で最初の職場は郵便局。高校一年生の時に仕分け係をやりました」という常見氏。その時の時給は最低賃金の550円。ルーチンワークは不快だけど、やり方を工夫すると早くできたり、お給料をもらって嬉しかったりしたことがある反面、立ちっぱなしの作業の辛さを味わい「社会の現実を知りました」といいます。
また、リクルート勤務時代は朝から早朝まで働くといった過酷な環境ながら、チームで目標に向かうことや、仲間と悩みを打ち明け朝まで飲み明かす経験などをして「職場の不思議な力」を知ったと語りました。
その上で強調したのが、「”ブラック”かどうかは職場で決まる」ということ。同じ企業でも部署や上司によって環境が全く違ってくるため、「“ホワイト企業”だと(いう評判を)信じてはいけない」と力説しました。

そんな常見氏が、これからの「職場」の付き合い方として、ポイントを挙げたのは以下の7点。

1、自分がいる意味を考えよう 。
2、組織の施策の意図を考えよう(裏の意味も含めて)。
3、社内外に味方をつくろう。 
4、社会にとってどうなのかという観点を持とう。
5、自分の身は、まずは自分で守ろう。
6、とはいえ、自分で抱え込むのはよそう。
7、職場をとことん利用しよう。

「雇用形態の多様化して、リクルートでは1997年に課長クラスやっていた仕事を2005年には派遣社員がやっていた。これは非正規の戦力化でもあるし、なんでもかんでも(非正規職に)振っているという面がある。労使の論理は咬み合わないからこそ、議論を続けていかなければいけない」と熱く語った常見氏。また、成果主義についても「欧米の流れにつきあうのは慎重になったほうがいい」と持論を展開しました。

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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