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被災者インタビュー 旅役者一座「小林劇団」が遭遇した熊本地震

政治・経済・社会
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4月14日から相次いで発生している熊本地震
熊本県各地で家屋が倒壊し、交通が分断され多数の被災者が発生している。
南阿蘇村の喜楽座で公演中だった大衆演劇一座『小林劇団』もその被災者のひとりだ。

2月、3月と関西地方で公演していたが、4月に熊本に移動し、ようやくひと段落したところでの惨事……特に座長の小林真は11日から13日まで大阪で僕がプロデュースする新曲のレコーディングをして帰ったばかりというタイミングだった。

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「じゃ、またね」

昨日まで一緒に仕事をして、大阪ミナミを飲み歩き、気軽に見送った友人が次の日には被災者となり、日常と隔絶された過酷な環境におかれているというこの違和感。

今、友人は、熊本の被災者はどんな心持で、どんな環境におかれているのだろうか。

とても小さな、個人的な切り口ではあるが少しでも外部に理解を広める助けになればと思いインタビューをおこなった。

―― 南阿蘇はどんな状況ですか?

宿泊していた寮の周辺は多くの家が倒壊し、地割れもひどく地震前とは別世界みたいな状態です。阿蘇山から外部に出る道路も橋が落ちたり土砂崩れで通行止めになり、移動すらままなりません。

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―― 劇団のメンバーに被害はありましたか?

寮も痛みがひどく、外に出たとたんに2階から窓が外れて落ちてきて顔を打ちました。
飛び散ったガラスを踏んで座員もケガをしてしまいました。

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命に別状はありませんが座員には若い女性も多いので、しっかりして見えても精神的に厳しいだろうなと心配しています。
僕自身、今までにない恐怖感を味わいショックが大きいですが、どうにか今を乗り切っていこうとみんなで励まし合っています。

両親、弟の直行とははぐれてしまいましたがお互いに所在の確認は取れています。

あと、とても悲しいことに僕たちの舞台をよく観に来ていただいたファンの方の息子さんが14日の地震でお亡くなりになってしまったそうです……自然災害でどうにもならないことなのかもしれませんが悲惨です。

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