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海外通販サイトの1Shopmobileが一部の端末でファームウェアを勝手に書き換えて発送してたことが発覚

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香港に倉庫を持つ米国の通販サイト 1Shopmobile.com(Trendy Telecom)が注文者の同意を得ないまま、スマートフォンのファームウェアを書き換え、それを新品として発送していたようです。下記のリンク先でその経緯やメールのやり取りを確認できます。今回のケースで問題となったのは、報告者 gadget_th さんが昨年の 8 月に 1Shop を通じて購入した「Galaxy S6 Duos(SM-G920FD)」のファームウェア書き換え疑惑です。gadget_th さんは 1Shop で Galaxy S6 Duos を購入するにあたり、「日本語」と「タイ語」が必須らしく、1Shop を購入先の候補にして事前に対応しているのかどうかを質問しました。1Shop はこの問い合わせへの回答に、「対応しているものを準備する。ご安心ください」と回答し、gadget_th さんはこの回答を受けて 1Shop での購入を決めました。購入した Galaxy S6 Duos が配達されるまでに 2 週間もかかったそうなのですが、今年の 3 月までは特に何の問題もなく利用できていたそうです。ところが今年の 3 月になり、ようやくこの機種にも Android 6.0.1 へのアップデートが配信されたのですが、この際、ファームウェアの書き換えが発覚しました。というのも、Android 6.0.1 のアップデートができないことが判明し、Galaxy S6 Duos のダウンロードモードを起動したところ、「Knox Warranty void1」と表示されていたのです。「Knox Warranty void1」というのは、ファームウェアの書き換えや root 化などのメーカー保証が無効になる改変をチェックするために Samsung が仕込んだチェック機能です。たとえば、Odin でファームウェアを書き換えるとこの表示になり、メーカー保証が受けられなくなります。gadget_th さんはご自身ではファームウェアの書き換えなどを行っていないと主張しています。そこで購入元となる 1Shop に問い合わせすると、次のような回答が来たそうです。

ご商品の件について、申し訳ございませんが、ご指定なタイ語と日本語に搭載言語のため、技術さんがファームウェアを書き換えることが必要です。その原因で Knox Warranty が無効になる可能性があります。申し訳ございませんが、このケースには初期不良保証の対象ではありませんです。その原因で、返品や交換はちょっと出来ませんです。

あっさりとファームウェアの書き換えを認めています。日本語とタイ語に対応するためのようです。つまり、不正行為を認めたことになりますが、1Shop は初期不良ではないと問題をすり替え、商品ページに掲載している 10 ~ 14 日間の初期不良対応の対象ではないと主張しているのです。普通の感覚だと、購入者の同意を得ていないにも関わらず、勝手なファームウェアの書き換え行為は保証の外にあり、責任を取るべきと考えられますが、1Shop は購入から問題の発覚まで 6 ヶ月も経過していることを理由に、どうのように使われたのかや、また、購入者側で改変を行った可能性もあると責任を転嫁する回答をしています。結局、gadget_th さんが要求していた、正規品との無償交換を拒否しています。詳細は下記のリンク先で確認していただくとして、このレポートから少なくとも言えるのは、海外ショップで何が行われているのかは分からず、ファームウェアの書き換え品、再生品、中古品が新品として送られてくる可能性がある、ということです。私は当事者ではありませんので、これ以上は言及できませんが、海外ショップでの購入にはこのようなリスクが伴うことをも十分に考慮すべきだと思います。Source : 1shopm.blogspot.jpTwitter

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