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海外で使える! 衛星電話「スラーヤ」を月額基本料金1回線25ドルで維持出来る方法!

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海外で使える!衛星電話「スラーヤ」を月額基本料金1回線25ドルで維持出来る方法!

海外へ、旅行や出張など、頻繁に出かける用事がある場合、普段持ち歩いている携帯電話とは別に、「海外専用の携帯電話」を入手しておきたくなる事が良くあります。

せっかく、海外専用の携帯電話を別に用意するのであれば、いっその事、衛星電話を使ってみては如何でしょうか?

「えぇ~っ?衛星電話??」

例えば、日本ではこれから30年以内に起こるではないかと言われている、首都圏直下型地震や南海トラフ地震。

日本のみならず、世界の環境は既に激変の様相を呈しており、どこで何が起きてもおかしくない状況となっています。

災害に対する備えは急務です。
そして災害対策として、もっとも重要な事が、ライフラインの確保です。

電気やガス、水道のみならず、輸送、そして通信・・・。とても重要な「生命線」です。

特に通信は、ひとたび災害が起きてしまえば、どこの国でも、あっという間に固定電話回線や、携帯電話回線がパンクして、しばらく使えなくなってしまう事は、既に明白です。

「大災害が発生しても、必要な『通信』手段を確保出来るような方法は、何かないのでしょうか・・・?」

実は災害が発生しても、その被害を受けた場所の状況に関係なく、通信手段を確保出来る方法があります。

それが衛星電話です。

衛星電話とは、通信衛星と通信する電話サービスです。
固定電話や地上局からの無線通信を必要とする携帯電話と比べ、通話可能地域が広く、地上設備の設置が少なくて済むため、災害に強い電話サービスと言われています。

日本で契約可能な衛星電話サービスは、以下の通りです。

衛星携帯電話 | 製品 | ドコモビジネスオンライン | NTTドコモ
http://www.docomo.biz/html/product/satellite.html[リンク]

IsatPhone PRO(アイサットフォン プロ)
http://www.docomo.biz/html/service/isatphonepro/[リンク]

【ドコモビジネスオンライン】IsatPhone PRO(アイサットフォン プロ)のご紹介
https://youtu.be/DeXLbbT78tQ[リンク]


「IsatPhone PRO」のサービスエリア

IsatPhone Pro はInmarsat-4 通信衛星を使用するため、世界各地でご利用できます。
主なご利用料金

プラン名(基本料) タイプGSPS 4,900円/月
音声通話料 固定電話・携帯電話宛 40円/15秒

衛星通信・衛星電話/KDDI
http://www.kddi.com/business/satellite/[リンク]

イリジウムサービス: イリジウムサービス概要
http://www.kddi.com/business/satellite/iridium/outline/[リンク]

固定・携帯電話の使えない場所でも通話可能
イリジウムは衛星を経由して通信するため、地上の通信手段がない場所でも利用できます。災害時は固定・携帯電話が利用可能な場所でも規制がかかり使用できなくなる場合があります。衛星を活用するイリジウムなら影響を受けずに通話できます。

概要・特長 サービスイメージ
http://www.kddi.com/business/satellite/iridium/mobile/[リンク]

イリジウム端末同士の通信は地上のネットワークを経由せず、衛星のみを経由して行われます。
地上から780kmの低い高度に66基の衛星が配置され、ほぼ全世界をカバーしています。携帯電話・PHSが通じない場所や、そのほかの通信手段が得られない場所でも有効な通信手段となります。

月額基本料金 (1契約ごと) (免税)
http://www.kddi.com/business/satellite/iridium/mobile/charge/[リンク]

月額基本料金 6000円/無料通信料金2000円含む 5000円/無料通信料金1000円含む
固定電話・携帯電話あて 月額基本料金6000円・55円/20秒 月額基本料金5000円・63円/20秒

ソフトバンク衛星電話 | 通信・エリア | モバイル | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/network/satellite-phone/[リンク]

国内外の広いエリアで利用でき、約350の海外通信事業者との間で国際SMS利用が可能です。(衛星:スラーヤ)
※北南米などの一部の国と地域ではご利用になれません。

料金プラン
http://www.softbank.jp/mobile/price_plan/satellite_phone/[リンク]

衛星電話バリュープラン(2年間のご契約(自動更新))ほか諸条件有り
基本使用料 4900円/月
無料通信 1000円/月
通話料(国内発・海外発) 160円/分

これらの衛星電話サービスは、いずれも各キャリアが日本国内で許可を取得しているので、平時でも世界各地だけでなく、日本国内でも衛星電話の利用が可能です。

しかしながら、ネックなのはその通話料金。あらかじめ日本で契約をする場合、その金額は、いずれも高額な料金で、なかなか個人で所有するには難しいものでした。

ただし、海外で、衛星電話を使うのであれば、海外の衛星電話サービス会社と直接契約する事で、衛星電話の維持費は、より安価に抑える事が可能です。


「海外の衛星電話事情を、取り急ぎ、ご紹介します!」

実は海外では衛星電話の料金支払いはプリペイドが一般的!

さて、実は、海外では、衛星電話や携帯電話の料金支払いは、プリペイド(前払い)方式が一般的です。

日本で衛星電話の契約を行う場合、クレジット決済による月額契約が必須ですが、海外では国情や決済環境の習慣や信用度などの問題から、あらかじめ携帯通話料金を支払って利用する「プリペイド」式の決済方法が広く利用されています。

プリペイド式の衛星電話は、安価な衛星電話サービスで知られている「スラーヤ」の場合、基本料金は不要で、SIMの有効期間内(1年~2年)で、専用のSIMに通話料金を登録(チャージ)する事で衛星電話を利用する事が可能になります。
安価な衛星電話サービスで知られている、Thuraya(スラーヤ)の衛星電話サービスのプリペイドSIMカードの通話料の値段を見てみましょう。

Thuraya Standard & NOVA Pre-Paid Satellite Airtime
http://www.orbitalsatcom.com/satellite/Thuraya-Pre-Paid-Satellite-Airtime.html[リンク]

Type of Call NOVA Pre-Paid (Originating within NOVA Zone)
Thuraya to Thuraya:$0.85
Thuraya to Fixed/Cell:$0.90
Thuraya to Fixed Cell (band 2):$5.09
SMS:$0.35
Thuraya to other Satellite:$8.10
Renewal Fee:10 units

プリペイドSIMカード自体は、記事執筆時点では初期20ユニット分通話料入りSIM = $35でした。



SIM自体の値段以外にかかる年間の電話の維持費(SIMカードの維持費)は、20units、 $30からとなります。
また、NOVA SIMの有効期間延長に必要となるRenewal Feeは10unitsで、期間はさらに2年間となります。有効期間終了時に該当unit数以上が残っている場合には、Renewal Feeを自動的に引落とし、有効期間を延長致します。この期間延長は残unitが該当数に満たなくなるま何度でも繰り返されます。

「こんなに安価な維持費用で衛星電話が使えるなんて、とっても安いじゃん!それにしようよ!」

確かに、衛星電話をプリペイド式で払う場合、回線維持費用がとても安い、というメリットはあるのですが、実はデメリットもあります。それは……。

※プリペイド式SIMなので、あらかじめチャージする分のお金が必要。手元にまとまったお金が無い場合、通話が出来ない。チャージも、つい忘れてしまう事がある。
※プリペイド式SIMは有効期限があるので、有効期限後に、新しいSIMを購入して、装着した場合、電話番号が変わってしまう。
※必要充分な通話料金がチャージされていない場合、残額が無くなった時点で通話が出来なくなる。いざ非常時に通話をし続けようと思ったら、SIMに残高が無くて通話が切れてしまう事がある。チャージの仕方もちょっと面倒。

特に非常時に、プリペイドの残高を気にしながら通話するのは、よけいにストレスが溜まりますね。必要な要件を相手に伝えようと思った瞬間に、チャージ料金不足で通話がブチッと切れてしまっては、目も当てられません。

電話番号がSIMの契約期間ごとに変わってしまうのも困ります。通話をしたいときに限って、既に変わってしまった電話番号を相手に伝えられない、みたいなケースが多々あるものです。

しかし、これらデメリットを防ぐため、衛星電話を月額基本料金で契約しようとすれば、例えば日本で衛星電話の契約を行うのであれば、既にご紹介した日本の各キャリアの料金を見てもわかる様に、おおむね月5000円程度掛かるのが普通です。

まあ、払えない金額ではないにせよ、海外で緊急時に使う時の為だけに衛星電話回線を維持する金額としては、ちと高額ですね。

そこで、もっと安価に、海外衛星電話会社と、月額制の契約で衛星電話を維持出来るサービスはないか、探してみましたが・・・。

”海外では国情や決済環境の習慣や信用度などの問題から、あらかじめ携帯通話料金を支払って利用する「プリペイド」式の決済方法が広く利用されています。”

と、いう事は、裏を返せば月額制で衛星電話を維持するにあたって、外国人(日本人)が、海外衛星電話サービス会社と月額制で衛星電話の契約を結ぶのは、結構難しい、という事を意味している事もあり、すぐにはサービスが見つかりませんでした。

文献によっては「日本人が海外の衛星電話サービス会社と月額料金制で契約を結ぶのは無理」と断言されているものもあり、一時諦めかけましたが、色々探して、なんとか日本人でも契約出来るところを見つけました!

海外で使える!衛星電話「スラーヤ」を月額基本料金1回線25ドルで維持出来る方法とは?

ORBITAL SATCOM CORP
http://www.orbitalsatcom.com/index.html[リンク]

ORBITAL SATCOM CORP は、世界中に移動体衛星通信製品を提供しているサプライヤーです。 Iridium(イリジウム)、Inmarsat(インマルサット)、 Thuraya(スラーヤ)やGlobalstar(グローバルスター)の衛星電話のサービスに対応していますが、その中でもThuraya(スラーヤ)の衛星電話サービスの月額基本契約料金は、特筆すべき安さです。

ORBITAL SATCOM CORP/Thuraya Post-Paid Satellite Airtime
http://www.orbitalsatcom.com/satellite/Thuraya_Post_Paid_Satellite_Airtime.html[リンク]

Thuraya(スラーヤ)とは、アラブ首長国連邦のThuraya社の静止軌道衛星を利用した衛星電話です。安価なサービスが特徴です。

Thuraya(スラーヤ)のサービス地域
Network Coverage
http://www.thuraya.com/network-coverage[リンク]

※北南米などの一部の国と地域ではご利用になれません。(アジア全域はカバー領域です)

スタンダードなSIMカードの月額基本料金は40ドルですが、特定のエリア内[リンク]からお得なレートで通信が可能な「NOVA SIM」の月額基本料金は、なんと「25ドル」。

「基本料金、安っ!」

まあ、その分、通話料はNOVAエリア内からの利用分を含むと1分$0.85~だったりしますが!
(12カ月以上の継続契約必須・デポジット1回線当り$150 契約終了時返却)

なんにせよ、海外で緊急時の通信手段の確保には代えられませんものね。

ちなみに、衛星電話の着信については無料なので、衛星電話の通話が、どうしても必要になった場合は、可能であれば、出来るだけ先方から、自分の衛星電話に掛けてもらう様に致しましょう。(!)

では、早速、具体的な、Thuraya(スラーヤ)の衛星電話サービスを月額基本料金25ドルで利用する方法をご案内致しましょう。

海外で使える!衛星電話 Thuraya(スラーヤ)を安価な月額基本料金25ドルで維持出来る方法とは?

まずは衛星電話本体を入手する必要があります。

ORBITAL SATCOM CORP/Thuraya XT-LITE Satellite Phone
http://www.orbitalsatcom.com/satellite/Thuraya-XT-LITE-Satellite-Phones.html[リンク]


Introducing Thuraya XT-LITE! It’s simple, reliable and affordable!
https://youtu.be/0-vaXi4DV9w[リンク]

Thuraya XT-LITEはスラーヤ衛星電話SIMの他にも、世界標準携帯電話規格であるGSM方式のSIMを利用可能です。
海外で、現地のGSM方式のSIMに差し替えれば、普通の携帯電話としても利用できます。小型で、防水・防塵・耐衝撃性に優れていると定評のある機種です。

日本の『amazon』で衛星電話を入手する事も可能です。

Orbital Satcom Co/Thuraya XT-LITE Satellite Phone プリペイド 衛星 携帯 電話 SIMフリー
http://www.amazon.co.jp/dp/B00RBQYO5I[リンク]

次に、月額払いのポストペイドSIM(料金後払いSIM)を入手します。
ORBITAL SATCOM CORP のサイトから「Thuraya Post-Paid Satellite Airtime」をクリックします。

ORBITAL SATCOM CORP/Thuraya Post-Paid Satellite Airtime
http://www.orbitalsatcom.com/satellite/Thuraya_Post_Paid_Satellite_Airtime.html[リンク]

「Thuraya Pay Monthly NOVA SIM Card」 をクリックして、更に「ADD TO YOUR BAG」をクリックして、SIMをアクティベートしたい日付を入力して、チェックアウトします。

後は画面の指示に従って、住所、氏名、電話番号を入力して、クレジットカード番号の入力を行い、SIMカードの代金の支払いを行います。

web上でクレジットカード番号を入力するのに抵抗がある場合は、以下の記事を参考に、クレジットカードの代わりに使う事の出来る「プリペイドカード」を検討してみて下さい。

ガジェット通信/目の前でクレジットカードを不正利用されちゃった!  安心してネット通販を利用するための傾向と対策
http://getnews.jp/archives/1351256[リンク]

数日後、さっそく国際便でSIMが到着しました。

到着したSIMの情報と、住所、氏名、クレジットカードの番号等を、オンラインで契約書を作成出来るシステムで入力していきます。マウス操作でサインが出来たりします。記入欄の項目はカンタンな英語です。

Thuraya Post-Paid Satellite Airtime
http://www.orbitalsatcom.com/satellite/Thuraya_Post_Paid_Satellite_Airtime.html[リンク]
Complete the Thuraya NOVA Contract Online

もし、申し込み方で分からない事があれば、メールで質問すれば教えてくれます。なんと日本語によるサポート(SIMカードのレターやメール対応など)もOK!

ORBITAL SATCOM CORP社 メール問い合わせ先:info@orbitalsatcom.com

全ての項目の入力が終わったら、「SUBMIT SIGNATURE」ボタンをクリックします。これでSIMの契約は完了です。

そうこうしているうちに、衛星電話端末の方も到着しました。

付属品一式です。

日本で「充電」出来るアダプタも同封されていました。

SIMの契約については、申請完了後、デポジット(1回線あたり$150)、初期費用が引き落とされ、アクティベート完了のメールが到着します。
あとは、海外に出かけたら、アクティベーション手続きが済んだSIMを挿入して電源を入れれば、衛星電話が利用可能になります。

※通信衛星の向きは、南西の位置にあります。
※Thuraya(スラーヤ)衛星電話は国際電話の国番号に相当する番号が「88216」となります。

※海外でThuraya(スラーヤ)衛星電話から日本国内の電話に掛ける場合:00-81-電話番号(最初の「0」を除く)
※海外でThuraya(スラーヤ)衛星電話からThuraya(スラーヤ)衛星電話に掛ける場合:88216-XXXX-XXXX
※日本の国内の電話から海外のThuraya(スラーヤ)衛星電話に掛ける場合(NTT固定電話/ドコモ携帯電話):010-88216-XXXX-XXXX


「以上、海外で使える!衛星電話「スラーヤ」を月額基本料金1回線25ドルで維持出来る方法の紹介でした!」

※『Thuraya(スラーヤ)衛星電話』の記事の執筆に当たっては、『ORBITAL SATCOM CORP』様に執筆の連絡を行い、ご承諾を頂いております。
※海外通販の購入については、筆者及び編集部はその内容を保障するものではありません。海外通販の世界はあくまでも自己責任のルールです。ご注意下さい。
※技術基準適合証明(技適)を取れていない商品がある場合、その機器の「使用」を勧めるものでは御座いません。購入、利用に於いては、あくまでも自己責任となり、筆者及び編集部はその責を負いません。また、衛星電話の利用については、その国での法律に基づきご利用下さい。
※参考文献:総務省総合通信基盤局 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/eisei_keitai/060621_1.html[リンク]
※Girlsイラスト:http://furu-yan.jimdo.com/[リンク](筆者自筆)
※イラスト:さし絵スタジオ2 http://www.clip-studio.com/clip_site/download/sashie/sashie_top[リンク]
※撮影:FURU

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
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